5月4日(みどりの日) 快晴
ハッピー,柚,ヒロ,フォレスト,太鼓腹の5名で大峯奥駈道の行仙岳から21世紀の森まで縦走しました。
前日,熊野本宮の七越峯ハイキングを終えた後,奈良県十津川村にある21世紀の森へ移動し,そこはキャンプ禁止なので,その入口近くにある古屋宿跡で前泊しました。なお,21世紀の森にはいろんな種類のシャクナゲが咲いていて,とても綺麗でした。
当日は,車2台を宿泊地に置いて,2台の車で白谷トンネル東口近くにある行仙岳登山口前に移動し,そこに車を停めて,午前7時20分から登り始めました。
まず1時間かけて行仙岳に登頂し,午前9時ころに行仙宿山小屋で休憩をとりました。
午前9時10分に同小屋を出て,近くに見える笠捨山を目指したものの,途中,何度もアップダウンを繰り返し,最後には急坂が待ち構えていて,結局,その山頂に着いたのは午前11時でした。ここで,遠くに釈迦岳や大台を眺めながら昼食をとりました。
午前11時30分,笠捨山を出発し,最初に急な坂を下り,その後もやはりアップダウンを繰り返すと,鋭い山頂が迫ってきて,それまでとは違って,ロッククライミングさながらに手を使いながら地蔵岳に登りました。すると,金の地蔵が迎えてくれました。(午後1時)
その後も,垂直の岩場を鎖を使って下りたり,左右が切れ落ちたやせ尾根を進んだりと,結構ハードな箇所を通って,午後1時45分に東屋岳を通過しました。
そこからは,多少のアップダウンがあったものの,基本的には下りであり,だいたいは快適に下っていけましたが,時には急な下りがあったり,かなり足にこたえる長いくだりがあったりして,逆のコースをたどるとかなり厳しいなと思いました。
午後2時35分に香精山,午後3時20分に塔屋のを通過し,午後4時5分に21世紀の森への分岐に到着し,そこから一気に下って,午後4時40分に前泊地に到着しました。そして,行仙岳登山口まで車を取りにいって帰りました。
今回のコースは,以前にも歩いたことがあったものの,当時は,テントや食料など,かなり重い荷物を担いでいて,歩くのが精一杯だったからか,今回のコースで覚えていたのは,ほんの2,3箇所だけであって,かなりアップダウンがあったり,また,結構危なっかしい所があったのは覚えていなかった。
とにかく天気が良くて,以前には楽しめなかった眺望が今回楽しめて良かったです。
ハッピー:前日21世紀の森近くの広場で前泊、以前に、芦廼瀬川の沢登りをした時に、ここに泊まり登山したのが、数年前で在ったが、21世紀の森内には入ってはいなかったが、今回は昼間で明るい内に着いたので、内部見学すると、入場者が一杯である。連休中は、皆、野外に来れば安全と思ているのか、ただ、シャクナゲが、美しく咲き誇っているので、良い鑑賞が出来た。朝、白谷トンネル出口に移動して巡視道を登り行仙宿へ、私は3回ほど、ここにお世話になっている。ただ以前無かった電気が在り、囲炉裏もストーブになり近代化されている。又、一度宿泊したいものです。笠捨山の登りは前回も喘ぎながら登った記憶があったが、やはり厳しい登りと、奥駆けは必ずピークを踏む非常に体に負担が掛かり下山すると、足は自分の足とは思えない位の疲れであった。又、機会が有れば、行仙山から北に行きたいと思った。
柚:前日は太鼓腹さんがキャンプの用意を万端に用意してくれて楽しい前夜泊になりました。キャンプ場ではありませんでしたが芝生の上にテントを張れて寝心地の良い一夜を過ごせました。行仙からの縦走はツツジや緑が心地よく爽やかな風もありましたが、笠捨山の登りは結構きつかったです。7年前に同じコースを歩いてましたがきつかった記憶が全くなく充実した山行だった思い出のみで今回も楽しみにしていました。この7年間結構山には行ってますがやはり年には勝てないのかなとつくづく思いました。これからは目一杯の計画は注意が必要だと思いました。
ヒロ;いい気候の中いろいろ変化にとんだ山道を楽しめました。下りは長く少し厳しかったですが膝は大丈夫でした、新芽や花に癒されながら良い山行でした。前夜のテント泊と登山口までの細い道が少しつらいです。