山行記録

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2021年07月25日(日)・提出

期間 2021年07月21日(水)~2021年07月24日(土)
目的の山域山名 北アルプス・槍ヶ岳
登山方法1 テント泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 例会 目的2 ピークハント
記録
天候:晴れ一時雨

 ハッピー、nori,太鼓腹の3人は、前夜発、7月22日(木)から24日(土)の2泊3日で、槍ヶ岳に登ってきました。
 1日目は、タクシーを利用して、5時30分に上高地に入り登山開始。明神で北鎌尾根隊との出会いがあって、ゆっくり歩いて12時50分にババ平に着いて、ここでテント泊。
 2日目は、午前5時に登山を開始し、大曲の分岐から急坂を約1時間50分登って7時40分水俣乗越にたどり着く。
 その後、前方に槍ヶ岳を望みながら快晴の下、東鎌尾根を歩く。途中、垂直の梯子を下りなければならない所や階段が連続する場所があったりしながら徐々に槍に近づいていった。
 しかし、当日は、連休の初日であり、登山客が多かったことから、予定していた槍ヶ岳山荘のテント場は、満杯になってテントが張れないかもしれないということで、12時過ぎ、ヒュッテ大槍から殺生へコース変更して、そこでテント泊することにした。後で、分かったことだが、槍ヶ岳山荘付近のテント場は11時には満杯になったとのことであった。
 殺生でテントを設営した後、東鎌尾根を通って槍ヶ岳の山頂を目指したが、前日同様、夕方近くになると、山頂付近にガスがかかり、いよいよ槍ヶ岳の山頂に登ろうとしたときには、他に登山者はなく、貸し切り状態で登った。
 15時20分、山頂に着くと、北鎌尾根を登ってきた2名に出会い、少し話をしていると、ポツリポツリしてくるし、周りはガスに覆われて全く眺望が利かなかなかったので、ゆっくり写真を撮ることもなく、すぐ下山することにした。
 そして、梯子を使って下っていると、急に土砂降りとなって、急いでカッパをきたが、間に合わずにびしょ濡れになった。
 しかし、16時35分に殺生のテント場に戻ったときには雨はやみ、山頂がくっきりと見えるし、青空も少し見えました。今回の山行中、天気は基本晴れであり、雨らしい雨に遭ったのは、槍ヶ岳山頂に登ったときだけでした。
 最終日は、5時40分に下山を開始し、11時30分から12時過ぎまで横尾で昼食休憩をとり、その後、新村橋から梓川右岸を歩いて、15時35分上高地でゴールしました。

概念図

nori:前から登りたかった槍ヶ岳、大曲から水越乗越経由で東鎌尾根を槍ヶ岳へ

縦走路は北アルプスの山々を眺めながら階段、梯子、ロープ等変化があり天気も良くて素晴らしい

槍の雄姿を眺められて感動しました。残念だったのは頂上で雨に遭い視界が効かず残念だった。

それ以外は天気に恵まれて素晴らしい山行でした。計画してくれたリーダー有り難うございました。

ハッピー:コロナ禍で登山が出来ず、アルプスへは遠い存在であったが、3人共2回のワクチンの接種済みで、感染のリスクを回避できるかと考え行く、アカンダ駐車場から上高地までも、満員のバスに乗らずタクシーで回避する、上高地は人流が多く早々とその場を外れ横尾に向けて歩く、最近重いザックを背負って歩いていないので、不安を感じながら横尾に着き、槍沢ロッジを目指すと、槍見で久しぶりに槍が見え来たので心が躍る。テント場のババ平で疲れた足を槍沢で冷やす、ついでに履いてきた靴下を洗う、太陽の下で乾くと思い干すが、突然曇り雨模様となり、これが、ハプニングの始まりである。15時過ぎにヘリが旋回しだし、何か回収していたが、解らず、又、槍の下で熊を見たとかで、その熊を探しているのか解らず。2日目は水越乗越までの上がりは、喘ぎながら登り東鎌尾根を行く、ここから、北鎌尾根が見えて今頃何処かなと思いめぐらす、殺生でのテント場は初めて槍に来た時に幕営した思い出の地で在ったが、こんなに岩だらけの場所だったかと思った。3日目は延々の下りで、横尾に着きホットする。そこで、洗った靴下は半乾きで在ったが、現状足が痛いので履き替えをする。これが仇となり明神過ぎ1kmあたりから足裏が痛くやっと上高地へ、確認すると両足が水膨れで、片方は潰れ血が滲んでいる。濡れた靴下を履いた結果と思うが、後の祭りで、基本を無視した結果で反省する。ただ、アルプス方面は無理かと思えたが、行く前の訓練の結果が功を評したのではないかと、自分を褒めたい思った。今回同行してくれた人に感謝する。

交通費、食糧、その他費用など
ガソリン・高速代 1人 1万円、駐車場代 1日 600円、タクシー代(往き)  6,100円、バス代 1,100円、テント代 1人 2,000円

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