ぶなの原生林の中を歩きたいと京大芦生研究林に申請をしていた日がやってきました。6月12日(日)柚、くおん、フォレスト、ノリ、太鼓腹、山岳会KRCからカロリー、アマナ、ミミ、8名で和歌山出発。京都縦貫道園部インターで下りて、道も良く2時間半くらいで芦生山の家に到着。
雨を心配していたが薄日が射す予想外の好天の下、目的地権蔵坂を目指して歩きはじめる。横山峠までは林道歩き。少し退屈だが鳥の声に心癒されながら歩を進める。沢から離れて横山峠まで本日初めての山道歩きとなるが、横山峠からは原生林に入ったという感じでそれまでとは別世界のようだった。中ノツボ谷を見送り櫃倉谷に入っていく。沢を左に右に渡渉し、新緑とせせらぎに癒されながら歩いていった。坂谷分岐と権蔵谷出合の中間くらいのところで
斜面にあった倒木が落下してくるというアクシデントがあり、残念ながらきょうはここで引き返すこととなった。ちょうどお昼時でエル字型に曲がった栃の木のところで新緑を満喫しながらランチをしました。
予定より早く下山したので、トロッコ道を歩きに行ったりかやぶきの里を歩いたり楽しんで帰ってきました。ちょうど帰りがけに雨も降りだして早い目の下山がよかったのかなと思いました。紅葉の時期にまた来たい!とか、かやぶき民宿に泊まってみたいなどリクエストの声が上がっていました。 (記 柚)
(太鼓腹)前半の林道歩きは退屈でした。しかし、横山峠を越えると、別世界であり、癒しの空間となりました。 そんな中、新しい沢シューズを履いて、沢を渡ったり、沢の中を歩いたりして自然を満喫しました。
今回の山行では、斎藤さんから、花のこと、モリアオガエルの卵塊、そして名店などいろんなことを教えていただき、いつもと違った楽しみを味わうことができて、とても良かったです。少しは、花にも興味を持ったかな?
反省すべきことは、今回も、出発するときに忘れ物がないかを確かめなかったため、カメラを取りに15分ほど引き返すことになり、皆さんを待たせたことです。以前にもポールを忘れたことがあったのに。
(のり)
雨を覚悟していましたが、何とか雨にも遭わず静かな原生林のブナ林を歩けて、又初めて沢シューズを履いての沢歩きの体験等、楽しむことが出来ました。そして帰りに美山のかやぶきの里へも寄れて
充実した一日になりました。
(フォレスト)
芦生の山は大峰と違って丸みを帯びた女性的な山のような感じがしました。
樹木も照葉樹林の生命力にあふれた森ではなく涼やかな森という印象でした。
かやぶき屋根の民家と優しい自然とがマッチして穏やかな里山の景観が残っている場所だと思いました。