メンバー:バンブー(CL),kiki,フォレスト,太鼓腹
コースタイム
犬鳴温泉(170m)07:10~08:45五本松・ハイランドパーク粉河(750m)08:50~09:40和泉葛城山(858m)・葛城神社09:55~10:40大石ノ峰(860m)~11:25鍋谷峠(658m)~12:05七越峠手前(昼食)12:20~12:30三国山(874m)~13:00千本杉峠~13:25十五丁石地蔵~14:05施福寺分岐~(340m)~14:25番屋峠(428m)~14:40ボテ峠(477m)~15:15滝畑(岩湧山登山口駐車場・270m)
11月例会は,かがりびのメンバーを5つのグループに分けて,犬鳴~滝畑~金剛山~大和葛城山~二上山を縦走するという計画であり,27日午前6時には,紀の川市の集合場所に12.5人のメンバーが集合しました。
しかし,その時点では雨は降っていなかったものの,天気予報が終日雨だったことから,コースを「犬鳴から滝畑」のみにしたところ,そのコースを歩きたいというメンバーは4人であり,雨が確実に降ることがわかっていながら,その4人は決行することにしました。
そして,犬鳴温泉に移動すると,雨が降っていて,雨対策に万全を期した上で,しん&紫に見送られて出発し,しん&紫が目的地の滝畑まで車を回送してくれることになりました。すなわち,途中で引き返しても,出発地には車がない状況で出発したのでした。
犬鳴温泉を出発した後は,犬鳴川に沿って,いずれも舗装された参道,ハイキング道,そして,途中から車道を進むわけですが,谷の突き当たりまでは比較的緩やかな登りでした。しかし,その後,直登することになり,この日最初の辛い登りとなり,やっとの思いで五本松,ハイランド粉河にたどり着きました。
その後は,稜線に沿うようにして緩やかな車道を登っていったわけですが,車道を歩いていても面白くないと思い,途中で山道に入ってみたものの,この日はかなりの長距離を歩かないといけないということで,一山こしただけで,結局,車道を進みました。
そして,和泉葛城山の展望台に着いたわけですが,天気が良ければ,展望が楽しめるはずですが,今回は,雨で煙って全く眺望が利かず,したがって,展望台の下で休憩はとったものの,その上に登ることはありませんでした。
その後,葛城神社に立ち寄り,車道をしばらく東に向かうと,近畿自然歩道となっている山道を歩くことになりました。
しかし,その自然歩道は,はっきりとした道にはなっておらず,いくつもの道があったり,雨のせいで展望が利かないところ,いくつもの尾根があったり,しかも,目印になるはずのテープは,何色もあれば,しばらくテープが見つからなかったりと,どの方向へ進んで行ったらいいかよく分かりませんでした。でも,そこは,リーダーのバンブーを始め,かがりびの優秀なメンバーばかりでしたから,4人で相談しながらルートを見極めて,何とか大石ノ峰を経由して鍋谷峠まで下ることができました。
その峠からは,再び登りの車道となり,途中で,「堀越観音」方面への分岐にさしかかり,どこかで見た名前だと思いながら,どっちへ進もうかということになったのですが,このときも4人で相談して,結果的に間違いのないルートを選択しました。
そして,正午ころになって,お腹が空いてくるし,どこか雨がよけられて休める場所がないかと探していたところ,七越峠の手前の道沿いに資材置き場があって,そこには屋根が付いていて狭いながらも雨を避ける余地があったことから,その屋根の下に入って昼食を食べました。
昼食を済ませて,しばらく歩くと,七越峠にさしかかりましたが,何とそこに2名の登山者がいて,私は,「何で,こんな雨の日に山に登るんだろう。」と思ったのでした。たぶん,相手の人たちも私たちを見て,同じように思っただろうと思います。
さらに,車道を登っていくと,三国山のそばを通ることになり,そこを過ぎると,下り道となり,さらに途中から山道となりました。
そして,千本杉峠,十五丁石地蔵峠を経て,施福寺への分岐で,滝畑方面へ向かいました。三国山から施福寺へ至る山道は,雰囲気が良く,晴れていれば,気持ちが良いだろうなと思いながら歩きました。
施福寺への分岐からは,さらに下り,そのまま滝畑へ行き着くというような話が出ましたが,世の中,そんなに甘くはなく,一旦,340m近くまで下りたのに,再び登りの道となりました。
このころになると,約80kgの体重を支えていた足に疲れが出てきて,3人の健脚者についていけなくなり,その3人には,番屋峠やボテ峠で待ってもらいました。
ボテ峠を過ぎると,滝畑までは下りの道ですが,その下りは大変長く感じました。
そして,やっとの思いで,車が止められている駐車場に着きました。
今回は,総距離が約24kmと長かった上に,雨であり,加えて,3人の健脚者と一緒だったことから,私にとっては,かなりハードな山行となりました。
(フォレスト)
せっかく皆さん集まったのに雨天で一部のメンバーしか歩けなかったのですが、厳しいながらも非常に楽しく収穫もあった1日でした。
出発した犬鳴山から雨と霧で白馬林道ウオーキングを思い出しながら歩いたのですが、和泉葛城山の山頂で気温が8度と手がかじかむような温度の雨の中を歩いていろんなことを経験できました。
低体温症という言葉をよく聞くのですが身を以て体験する ことは少ないのではないかと思います。それを今回少し体験できました。
温度の記録は和泉葛城山頂で8度と下山地の滝畑ダムで12度でしたが、それ以外は温度計が無かったので体感温度での話になりますが少し書いてみます。
犬鳴山~和泉葛城山 山頂で8度でしたが、手がかじかむがズボンは濡れてなく問題なし。
和泉葛城山~鍋谷峠 カッパのズボンに徐々に水がしみてきて膝から下が濡れた状態では、風が吹く場所では寒いが行動していれば大丈夫。
鍋谷峠~三国山 稜線でやや強い風が吹いている場所で太ももから下が濡れた状態では、立ち止まっているときは陰に隠れないと震える。 温度も8度よりは低かったと思うが手も温めないと動きにくく 、この状態で上半身も濡れていたら低体温症になるのではと思われた。
三国山~滝畑ダム 稜線から下り風の吹かない場所になると行動中は寒さを感じなくなった。この時の温度は10度程となっていたのかもしれないがこの程度になると濡れていても手も普通に動かせるようになっていた。 滝畑では12度であったがこれくらいになると風が無ければ静止状態で濡れていても大丈夫なように思われた。
昔、習った気化熱について調べてみると、水の場合の気化熱は 温度を0~100度まで温めるのに必要な熱量の5倍が必要とのことであった。な~るほどである。非常に大事な知見が得られた。
山では10度以下の状態で雨にぬれることが一番危ないよ うである。水がしみてくるカッパはそろそろ新調しなければと思った。
そして、薄々気づいていたことではあったが、このような修行のような山歩きが自分の好みであることも再確認できた。楽しい1日でした。
(kiki)
久しぶりの山行でした。雨の日もよし!!
うっそうとした雨の日の薄暗い森、静かな山道、雨の日にしか見られない滝、植物は潤いを取戻し
いきいきと見えました。 自然は、天気の良い日とは違った表情を見せてくれました。
わかりにくい道も、バンブーさんの案内で何とかクリヤーし、予定時間より早めにゴールしました。
山の道具の耐水性チェックもでき、またひとつ貴重な体験をすることができました。
(バンブー)
11月の例会 犬鳴山から二上山 (紀泉山脈+ダイヤモンドトレイル)を四つに分けて4パーティで歩く計画
を提案したところ 18.5人の参加予定者があり 皆さんの協力で計画もばっちり出来たのですが 27日は
終日雨の予報 それでも強引に集合してもらったら 12.5人集ってくれました 大感謝です 結果男4人
犬鳴山から滝畑ダムのコースを登りましたが 本当は中止したほうがよかったかもしれませ
朝の早くから集ってもらって申し訳ないと反省しています
4人パーティはしんさんの協力で予定のコース完登出来ました ありがとうございました
1日雨の中歩いたのも久しぶりで パッキング 装備 靴いろいろ課題もありました
また雨の中もくもくと地図を見ながら歩くことも楽しかったかなと思います
付き合ってくれた Kikiさん フォレストさん 太鼓腹さんありがとうございました