山行記録

山行記録一覧に戻る

2008年09月04日(木)・提出

期間 2008年07月18日(金)~2008年07月21日(月)
目的の山域山名 八ヶ岳   ~阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳~
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 例会 目的2 縦走、積雪期
記録
天候:

7/18  21:30 和歌山出発・・7/19 3:30 美濃戸口着
7/19 7:30美濃戸口・・8:30美濃戸・・11:30行者小屋・・中山峠往復
7/20 6:10行者小屋・・7:10中岳のコル・・7:40阿弥陀岳・・8:30中岳のコル・・
9:55赤岳・・10:30赤岳展望荘11:00・・12:00三叉峰・・14:00硫黄岳山荘
7/21 6:30硫黄岳山荘・・6:50硫黄岳・・7:30赤岩の頭・・8:45赤岳鉱泉・・
11:10美濃戸口

 

当初キタダケソウを目当てに北岳を予定していたが、すごい人で小屋にはとても泊まれそうになく、小屋が密集していて花が多く2人で行けるところということで八ヶ岳のポピュラーなコースにした。18日夜9時頃出発。3時半に美濃戸口駐車場に無事到着。7時30分に美濃戸口出発。早速シモツケソウ、ホタルブクロ、ウツボグサなど御出迎え。美濃戸までの林道ではアブが異常に多く虫よけスプレーも効なし。南沢に沿って登っていく途中でオダマキを期待していたが蕾ばかりでがっかり。晴天で阿弥陀から硫黄までの稜線がすべて見える。明日もお天気でありますように。
20日はガスが出て視界が悪くなることもあったが、雨にはあわずに楽しく稜線歩きができた。朝6時10分に行者小屋出発。阿弥陀の岩場はイワギキョウやベンケイソウ、
ミヤマダイコンソウなどがたくさん見られ楽しませてくれる。中峠に下りてくる頃になると40人の団体など人も多くなってくる。中岳から赤岳への岩場からコマクサもお目見え。
赤岳の頂上はガスで何も見えず。富士山も期待していたが残念。記念撮影だけして
展望荘へと下りお昼休憩とす。ここから横岳の岩場となる。気合を入れて出発。まず地蔵尾根との合流部を過ぎる。ピークごとに名前がついているようだが、相変わらず花がたくさん出てきて写真を撮るのに忙しい。岩場も楽しく歩いているとそま添尾根が合流しており三叉峰とわかる。最後にハシゴとクサリ場が出てきて(台座の頭)横岳の岩場もあっけなく終わってしまった。そこから硫黄岳山荘への西斜面にコマクサが絨毯を敷いたように咲き誇っており圧巻でした。ここで1時間程写真を撮ってしまいました。硫黄岳山荘も行者小屋も布団1枚ひとりでしたが、人の温度はすごく両日とも家でいるよりも暑くて眠れませんでした。標高2600mくらいあるのになー。翌日は日の出も見え硫黄岳からは360度の展望。赤岳の横に北岳も見え北アルプスの槍穂も雲海の向こうに見える。ここから下るともう終わりとこころゆくまでながめ、赤岳鉱泉、美濃戸と下山す。この日は上りで見れなかったヤマオダマキも咲いており2日の違いで開花したのだろう。花の時期は微妙だと改めて思う。

概念図

梅雨明けの八ヶ岳の花を見に、ついでに岩場歩きもと計画した。花を見つけては立ち止まり歩いていたのでコースタイムはゆったりです。
コースを通して、イワキキョウ、ミヤマダイコンソウは多く見られました。横岳と硫黄岳山荘の間の西斜面のコマクサの群落は見事でした。
19日の南沢でまだ咲いていなかったヤマオダマキが21日に北沢では咲いており花の開花の微妙さを感じた。連休の小屋泊まりで混雑を覚悟していたが、どちらも布団1枚一人で安堵していると、人の熱気で小屋内は非常に暑く、硫黄岳山荘は標高2600mくらいのところに建っているのに、自宅で寝ているよりも寝苦しかった。

交通費、食糧、その他費用など
行者小屋 9000円、  硫黄岳山荘 8400円    樅の湯 500円
高速代:泉南ー諏訪南    帰りの高速はすいていました。

山行記録一覧に戻る