山行記録

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2014年11月17日(月)・提出

期間 2014年11月16日(日)~2014年11月16日(日)
目的の山域山名 竜神山から三星山
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 例会 目的2 縦走
記録
天候:晴れ

11月16日(日)例会
メンバーはCLkaze、とん、ひで、フォレスト、バンブー、のり、太鼓腹、の7名

ふるさと自然公園センターの駐車場から岩口池に沿って北へ5分ほど歩くと,龍神宮参詣道の案内板があり,以後,竜神山登山口までみかん畑の間のコンクリート道を登って行くことになります。途中の各所には案内板が設置されているため道に迷うことはなく,また,ゆっくりとしたペースで徐々に登っていくと,後方にひき岩群や海を眺めることができ,周囲のみかん畑が下方に見えてきます。そんな中,重善山付近で,みかん畑の中を駆けていく数匹のイノシシを目撃し,登山道で出会ったときのことを想像して怖さを感じましたし,ベテランのメンバーも驚いていました。
登山口から表参道出合まではほぼ水平の道であり,そこから龍神宮までの登りも修験坂と名が付いた坂もありましたが大した事はありませんでした。
龍神宮(りゅうぜんぐう)では,鳥居前から田辺湾を眺めたり,和歌山県の天然記念物に指定されているウバメガシを見ました。
三星山へのルートから少し外れ,龍之山城跡を経て八幡社まで行くと,その前の岩場からは,田辺湾から白浜への眺めに加え,真妻山や白馬の風力発電の風車など遠方の山々を見渡すことができました。
しかし,竜神山から竜星のコルへの下りは,登りと違って急であり,しかも,岩場を下りるのに足掛かりがなかったり,岩に苔が付いていて滑りやすかったり,あるいは,シダが生い茂って足下が見えない狭い道であったりと大変でした。
さらに大変だったのは,竜星のコルから三星山への登りでした。この登りは,下りよりも急というより垂直に近い状態であり,登り初めは落ち葉が積もった土の斜面を木の幹を掴みながらよじ上り,次には,大きな岩をロープを頼りに登ったりするというもので,思わず前日に見学した高校生のスポーツクライミング大会の状況を思い出しました。
山頂下の岩場に着いたときには,ホッとするとともに,そこからの眺めの良さに疲れが取れました。
三星山山頂からの眺望はききませんでしたが,ここで昼食をとりました。
頂上から西岡のコルまでの下りは,急坂でしたが,比較的整備されていました。しかし,そこから沢までは赤いテープがなければどこをどうして下りていけば分からないルートであり,新たな道を開拓していく感じであり,道を間違うと遭難するのではないかと少し不安になりました。
竜星の辻から佐向谷の登山口までは沢沿いの整備された道であり,正にハイキングでした。
今回は,コース中にロープを使って岩場をクライミングしなければならない所があるなど変化に富んでいたこと,快晴で眺めが良かったこと,そして,歩行中には前夜の観月会でのヒデさんの言動などをネタにした話と,とても楽しいハイキングでした。
なお,今回のコースは,上秋津愛郷会所有の山林を通るため,9月1日から11月25日までの間は入山禁止となっており(登山の際には090-3713-1724に要連絡),途中で監視員と思われる人から3回ほど声をかけられましたが,リーダーのkazeさんが事前に連絡してくれていたので,注意されることはなく,嫌な思いをせずにすみました。
また,フォレストさんとバンブーさんのお二人で,車を佐向谷登山口まで回してくれていたので,そこから岩口池まで歩かずにすみ,大変助かりました。

(コースタイム)
 岩口池(ふるさと自然公園センター駐車場)08:35~9:30竜神山登山口駐車場9:40~10:07表参道出合~10:17龍神宮10:29~10:37八幡社分岐~10:45八幡社10:50~10:58八幡社分岐~11:27竜星のコル~11:55三星山山頂下の岩場12:04~12:17三星山(昼食)12:47~13:07西岡のコル~13:32竜星の辻~13:48佐向谷登山口
                       (記 太鼓腹)

11月15日から16日
来年のきのくに国体まで1年を切った。かがりびでもお手伝いをする事は決まっているが、本番の会場のみなべにて近畿高校生のクライミング大会を見学して、リード、ボルダリング、両会場の具体的な説明を受けた。不思議なもので自分の受け持ちを考えながら見学すると、何とかなりそうな気がしてきたが、責任の重大さも改めて感じる事となる。
午後、決勝を見て、かかりび恒例の観月会として、白浜に移動する。リーダーkaze奥様の手作りおでんを囲んでの楽しい観月会、メンバーは、kiki、バンブー、フォレスト、とん、ハッピー、nori、ヒデ、太鼓腹、しん、紫。
クライミングだけ参加は、くおん、ヌーボー、けん、みか、みかママ
            (記 紫)

概念図

(kaze)
竜神山・三星山は600mに満たない低山ですが、ひき岩群を含め露出した岩峰群は特異な景観で岩山の間を縫う縦走路からの展望は天気にも恵まれ最高でした。西岡のコルから差向谷への下りは4年前来た時より荒れているように思いました。
(nori)
竜神山、三星山共標高は低い山ですが岩峰群のスリル感が味わえ、海が眺められる好展望もあり、なかなか変化に富んだ山行でした。
又、前夜の観月、別荘でのおでんパーティ楽しめました。準備等ありがとうございました。
(とん)
前回は梅雨のころだったのであいにくの雨の中、三星山に行った記憶はあったのですが岩場を上ったことなどは全然覚えていなくて、今回はお天気が良かったこともあって初めての山のようで田辺湾やひき岩群もよく見え、気持ちがいい山歩きでした。
(バンブー)
今年の観月(月はあまり見ていませんが)はkazeさんの奥さんの愛情いっぱいのおでん鍋 たいへんおいしく頂きました。和気藹々とお酒を飲みながら 山の話するの最高です。
例会の竜神山は途中で引き返しましたが、秋晴れの下もう少し歩きたかったです。
(フォレスト)
竜神・三星山はかがりびへ入会する前に二度ほど登ったことがありましたが岩口池から登るのは初めてでした。
出発したあたりは自然公園になっているのか樹林帯でしたが、登るにつれてミカン畑が広がっていてかなりの面積であるのを知りました。
それと途中でイノシシの群れ(5・6頭)がミカン畑を駆けて行くのを見て驚きました。大峰の稜線で霧の出てる時に見かけるシカ達と同じく、 動物園ではない自然の中での彼らの姿はある種の風格を感じる素晴らしいものだと思いました。
願わくば彼らの幸せな生活にも配慮する心の余裕を持ってほしいものだと思います。

交通費、食糧、その他費用など
現地集合

観月食費、一人1000円、

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