コースタイムコースタイム11月22日七越峯駐車場11:50 ~北山村経由~ 13:20白谷トンネル東口駐車場13:40 ~ 14:25奥駆道との出合14:35 ~ 14:41行仙岳14:45 ~ 15:10ころ行仙宿11月23日行仙宿06:20 ~ 07:10「1246m」のピーク07:20 ~ 08:00笠捨山08:12 ~ 09:13地蔵岳09:23 ~ 09:56四阿(あずま)宿跡通過 ~ 10:30香精山10:40 ~ 11:12塔ノ谷峠(貝吹金剛) ~ 11:17水平道の途中で昼食11:32 ~ 12:05古屋宿跡(森林植物公園)通過 ~ 12:35稚児ノ森12:47 ~ 13:20林道との最初の合流点通過 ~ 13:32休憩13:38 ~ 13:49花折塚通過 ~ 14:10展望台14:28 ~ 15:10ころ玉置神社駐車場11月24日玉置神社駐車場06:45 ~ 07:00ころ玉置神社前にザックを置く ~07:17玉置山山頂07:20 ~ 07:32玉置神社前 ~ 07:55玉置辻通過 ~ 08:15林道終点通過 ~ 08:25休憩08:32 ~ 09:02太平多山との分岐09:13 ~ 09:38大森山09:48 ~ 10:25岸ノ宿跡通過 ~ 10:30切畑辻通過 ~ 途中で対向者と出会って約5分間立ち話する ~ 11:05五大尊岳(昼食)11:35 ~ 12:37六道の辻12:49 ~ 13:09大黒天神岳13:14 ~ 14:03山在峠通過 ~ 14:18吹越山14:25 ~ 14:31吹越宿跡通過 ~ 15:02吹越峠15:06 ~ 15:25七越峯公園広場通過 ~ 15:33七越峯通過 ~15:45ころ七越峯駐車場 ~ 道の駅「奥熊野古道ほんぐう」で休憩16:30ころ ~ 十津川経由~ 18:00ころ白谷トンネル東口駐車場 ●反省・感想雑惑以前から,一度は歩きたいと思っていた大峰奥駆けの道を初めて歩かせてもらいました。今回のコースは,あまり人気のない南大峰の一部でしたが,さすがに修験の道だと実感しました。その中で,印象に残った感想などをいくつか綴りたいと思います。① 白谷トンネル東口駐車場から少し下った所にある行仙岳への登山口から行仙岳までには数多くの鉄製階段が設置されていましたが,その階段はいずれも適度な傾斜と段差であり,登り初めとしては良い準備運動になり,山自体の傾斜は急だったものの,比較的楽に感じました。② 行仙宿は,電灯,ガス,暖炉,薪,毛布といった設備が整った山小屋とは思えない立派なものでした。ちなみに,利用料は,1人1,000円以上です。③ 水については,各自行動用のものは持参していましたが,行仙宿のそばには水場があるということだったので,軽量化のために炊事用の水は持って登りませんでした。それで,行仙宿に着いてから,案内板に従って,10分ほど下って水場に行ったところ,溜まった水はあったものの,水の流れはなく,水滴が落ちている状態であり,結局,水を確保することができないまま15分かけて宿まで登り,保管されていた水を使わせてもらうことになりました。後で聴くと,秋の大峰は,水が涸れることが多いということであり,事前の情報収集が不足していたことを反省しました。④ 行仙宿では,京都から来たという女性2人と同宿になり,自慢話などを聞かされました。⑤ 地蔵岳の前後には,垂直に近い岩場があったり,両側が切れ落ちた細い尾根道があったりと,高い所が苦手な私は恐怖を感じながら慎重に歩を進めました。また,五大尊岳やその付近にも岩場になっていて,険しい場所になっています。⑥ そして,今回の山行で辛かったのは下り坂でした。所々にロープが設置された急坂であり,かつ,どこまで下ればいいのかと思うくらい長い下りが多く,特に,「貝吹之野」と「五大尊岳から六道ノ辻」は辛く,足の親指付近などを他の坂を下るときにも影響しました。しかも,坂にはたくさんの落ち葉が積もっていて滑りやすく,一歩間違えば,深い谷に落ちていく危険性があり,どうしても慎重にならざるを得ない状況が続きました。⑦ これに比べて,玉置山の前後は,適度な傾斜がほぼ一定した状態で続き,上り下りするのは楽でした。ただ,玉置神社から玉置辻に下る道は少し荒れているように感じました。⑧ 当初は,玉置辻での宿泊予定でしたが,mujinaさんの提案により玉置神社の駐車場でテント泊することになりました。結果的には,この場所での宿泊は最高でした。つまり,その駐車場にはうどん屋があって,そこで冷たいビールを飲むことができて疲れが吹っ飛んだこと,それにトイレがそばにあったこと,そのトイレが夜に吹いた強い風を防いでくれたからです。ただ,水については,うどん屋の大将の話では玉置神社へ行く途中に湧き水があるというでしたが,その湧き水も涸れていたようで,結局,往復30分以上かけて玉置神社まで行って調達することになりました。⑨ 六道ノ辻でmujinaさんと別れて,私と柚さんの2人で七越峯に向かいましたが,その行程は,それ以前のようなアップダウンはなかったものの,長時間歩いてきた者にとっては,長く,辛いものになりました。(別ルートで下りたmujinaさんは,途中で道が崩れていたため死ぬ思いをしたと後で聞きました。)⑩ 今回の山行では,最終日の午後は薄曇りになったものの,3日間にわたって晴れの天候に恵まれました。尾根道を歩く際には強い風がふいていましたが,寒さを感じるような冷たさはなく,却って,風がなかった南斜面を歩くときには汗が出るほどの暑ささえ感じました。 (記 太鼓腹)
(柚)
念願であった行仙から南の縦走、メンバー3人でできて満足しています。
お天気にも恵まれ幸運でした。険しい道ではないけれど、ひたすら続くアップダウン
はやはり修行を思わせられました。初めはテントを3人で分けて持つ予定でしたが
太鼓腹さんが”大丈夫”とひとりで持ってくれ、喜んで?好意に甘えることになりました。
私は13キロなら8-9時間はOKの自信ができました。水場については今までもこの季節
に大峰の縦走に行ってましたが全く水がなかったことはなかったので、今回の行仙の水場
はショックでした。行仙小屋に貯留水があるのはここの水場が涸れることがあるからなのでしょう。
行仙小屋を管理してくれている新宮山の会の方々には感謝です。今回の縦走では水の有り難さ
を痛感しました。玉置神社の売店のビールとおうどんは最高でした。
(mujina)
mujina病が出たので五大尊岳と大黒天神岳との間にある六道の辻から切畑に下りることにした。
快適な巻道を30分程いくと大崩落地に行きあたり登山道は完全になくなっている。
左手の下ノ谷の谷底は倒木が散乱しているが、谷は短く落差もなさそうなのでそのまま下ることにする。
150mほど下り谷の上を平行に左岸側のジャングルジムを強引に進んでいくと前方下方に真新しい堰堤が見える。足下は谷底まで30mの砂礫の斜面、幸い倒木がありそれに捕まりながら滑り降りる。高さ15m程の堰堤は右岸側の斜面を木を伝いながら降下する。その下流の堰堤で工事用道路に出会い無事脱出する。
道端で顔を洗っていると地元の人からあの谷ではよくヘリコプターが出動するとのこと、知らないと言うことは強いです。
コースタイム(六道の辻~道路)1時間10分が2時間30分かかりました。