山行記録

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2012年09月25日(火)・提出

期間 2012年09月14日(金)~2012年09月18日(火)
目的の山域山名 剣岳 北方稜線
登山方法1 テント泊 登山方法2 前夜発3泊4日
目的1 個人 目的2 縦走、登攀
記録
天候:快晴

(メンバー)
バンブー/CL しん/SL 紫 フォレスト (東京から)たけ夫婦 まっちゃん達(3人)

(コースタイム) 
9/14 21:00和歌山発
9/15 3:00立山仮眠 6:20ケーブル始発
8:00室堂~10:30剱御前11:00~12:00剱山荘
9/16 4:10剱山荘~5:48ご来光~7:15剱山頂7:50~8:05長次郎左俣コル~8:30長次郎頭~9:30長次郎右又コル~池の谷ガリー~10:00三の窓コル10:15~10:35小窓の王コル~11:05二つ目雪渓~11:20小窓コル11:35~小窓雪渓下り~12:55鉱山道~14:10池の平14:30~15:30仙人池
9/17 4:00たけパーティ下の廊下へ出発 5:30仙人池朝日6:10出発8:00二俣~8:15(丸太で事故)8:40梯子段へ橋を渡り、別れる9:20ヘリ遭難救助見る10:10梯子段乗越~11:40内蔵助平12:10~13:45下の廊下分岐~14:30黒部ダム下~15:25黒部ダム到着。15:40ケーブル~17:00室堂バスにて下山。車中泊。

9月14~18日 剣岳の北方稜線へ行って来ました。
メンバーはしん、紫、バンブー、フォレストの4人と東京の山中間のたけさん達3人。

15日 室堂から入山し剣山荘へ5人と剣沢のテント場に2人に別れて泊まる。
昼頃にテント場に着いて時間があるのでバンブー、フォレストは別山の岩場へ登りに行くが雨が降ってきたので2ピッチで引き返してきた。

16日 満天の星空を見上げながら4時ころ出発し、剣岳の頂上を通って今回の目的である北方稜線へ進む。浮き石が多く神経を使いながらの道中である。経験者が3人もいるのでルートの不安はなかったが稜線を歩いている人は結構多くわかりやすかった。長次郎の頭、八つ峰の頭、チンネ、小窓の王と主要なピークを快晴の天気のもと隅々まではっきりと見ることができ幸運でした。この日は仙人池ヒュッテに宿泊し紅葉まえでまだ混雑していない静かな景色を楽しめました。

17日 たけさんたち3人組は仙人温泉を経由して下の廊下を黒四ダムまでの長い道中なので先に出発し、しん、紫二人ははしご谷乗越しから黒四ダム、室堂を経由して立山へ下り、バンブー、フォレストは剣沢のテント場へ向かう。昼頃テント場へ着いたので雨で中断した別山の岩場へ登りに行く。5ピッチほど登って正面にそびえる剣岳を眺め、別山の頂上を通ってテント場へ戻った。

18日 バンブー、フォレストでテントを片づけ下山した。

槍と剣を比べてみると槍は先端部が鋭く、剣は上から下まで鋭いといえるのではないかと思う。
うまく名前を付けたものだと感心する。
日本の山の中で一番最後に登ろうと思っていた山が剣で、その中でも本峰から小窓までが核心部だろうかと思う。今回好天に恵まれて核心部をはっきりと見ることができ非常に満足した山行でありました。
            (フォレスト 記)

概念図

(紫)
 北方稜線、去年の源次郎尾根の下りで長次郎の左俣を降りたので、左俣と右俣の間の核心部が抜けていたので、今回繋ぐことができ満足でした。快晴の最高の北方稜線でした。7月に行ったとき、落ちるものが落ちてないと言われた意味が池の谷ガリーでよくわかりました。7月は岩屑で埋め尽くされていましたが、今回は道がついていて歩き易かったです。小窓の王のコルからの下り、記憶はいい加減だったと反省しています。たけご夫婦の良き先生、まっちゃんと同行できる機会を戴き、素晴らしい人柄に感動しています。わが最強のバンブーフォレスト氏も同行して戴け、私には贅沢なパーティでした。梯子段の道は崩壊していて初心者にはかなり危ないと思います。それにしてもたけパーティ、今回12時間かけて下の廊下で仕上げたという強者揃いでした。

(しん)
 何年振りかな?蟹のたてばい、少しコースが変わっていたように思うが記憶違いかな?最近はバリエーションルートとして北方稜線が人気があるらしい。踏み跡もしっかりして天気も最高、小窓の王まで大変楽しかった。池の平小屋からは熱中症になったのか、限界でやっとこさ仙人池に到着。10時間歩行が限界になってきた。やはり剱岳は最高の山で、23歳の時の剱に始まり、(何歳まで行ける?)剱に終わるように思う。

(バンブー)
9月の連休 剱岳北方稜線 3泊4日の山行 一応CLとして 行って来ました。
メンバーはしん、紫、 東京のタケさん夫妻 岩登りの名人のうわさのまっちゃん、そして相棒のフォレスト氏 みんなで7人です。
2日目剣山荘を満天の星空の下、剱岳本峰へ出発。鹿島槍頂上から上がるご来光、綺麗な景色に心うきうき暫し見とれてしまいました、
剱岳頂上からこの山行のメインイベントである北方稜線、 少し緊張するが私は最後尾を気楽に歩かしてもらいました。八峰の頭 チンネ 小窓の王 と 凄い迫力で迫ってきます。 これが 日本有数の岩稜地帯、いつかチンネの上まで思いつつ 慎重に付いていきました。今までの経験か?そんな苦労しないで付いていけました。池の谷ガリーは落石を注意して慎重に下り 大変疲れました。
仙人池ヒュッテでは 山行中では初めて風呂に入りました 凄く気持ち良かったです。紅葉のとき凄い人だそうですが 仙人池に映る裏剣をゆっくり眺める事ができました。
反省ですが 剣沢のテント場にテントたてたままで戻って来たら 親綱が外れてテントがめくれていました もっとしっかり止めておかないと 風で飛ばされしまうところでした。
4日間青空の下 たいへん楽しい山行でした メンバーの方々有難うございました。

交通費、食糧、その他費用など
車代9810 立山から室堂4190(荷物300*2)黒部ダムから室堂3780(JAF二割引)
剱山荘9000 仙人池8800円

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