CLヤマツネ、澤、泉の3名で南奥駈道を縦走してきました。
コースタイム
11/23 万葉の里5:20・・・7:45葛川集落(1台デポ)・・・前鬼駐車場9:55→10:30小仲坊→12:07二つ岩→13:25太古の辻→14:00深仙の宿(泊)
11/24 5:00起床・出発6:20→7:15釈迦ヶ岳→8:00深仙の宿→8:40太古の辻→9:30石楠花岳→9:50天狗山→10:20奥守岳→11:04地蔵岳→12:15般若岳(昼食)→13:00涅槃岳→14:10阿須迦利岳→14:40持経の宿(泊)
11/25 5:00起床・出発6:10→7:07平治の宿→7:33転法輪岳→8:05倶利伽羅岳→9:30行仙岳→9:55行仙宿小屋(コーヒータイム)10:20→11:50笠捨山(昼食)12:15→12:36葛川辻→13:37地蔵岳→14:00四阿宿跡→14:38香精山→15:33貝吹金剛→16:15上葛川口・・・前鬼駐車場・・・和歌山
●反省・感想雑惑
11/23 前鬼口から深仙の宿へ。小屋に着くと一変して風が強くなり、空は曇り霧が出て“霰”が落ちてきたので釈迦ヶ岳は断念。小屋でたき火と鍋でゆっくり過ごす。
11/24 釈迦ヶ岳では樹氷が見られ、晩秋の陽だまりの中気持ちの良い稜線歩きですが、天狗山、地蔵岳、涅槃岳など、山が多い分アップダウンも多い。途中で4人グループと東京から来た女性1人と知り合う。5人とも平治の宿で泊まるというので我々は一つ手前の持経の宿でのんびりと寛ぐ。
11/25 今日も快晴。歩いていると電波塔の立つ行仙岳と反射板がある笠捨山がよく分かる。行仙岳の後ろに笠捨山があるように見えたが、実際はぐるっと廻りこむように稜線が続いている。槍ヶ岳(関西にも槍ヶ岳があると知る)から地蔵岳への岩稜歩きはスリルがあって面白い。貝吹金剛から上葛川へ下山したが上のほうは登山道が流され、枝打ちの枝で覆われ、不明瞭であった。
全行程約36km、累積標高 +4363m -4442mと結構ハードでした。
●メンバーコメント
<ヤマツネ>
長い山旅で、完走することが出来るか心配でしたが天気が上々でなんとか歩きとうせました。
避難小屋がありがたかったです。
釈迦岳の樹氷や、大峰の美しい山並みを存分に楽しむことが出来ました。だんだん小さくなっていく釈迦岳が最後まで見えたのが印象に残ります。
そして、行仙岳のボランティアのおじさんには有難うの一言です。
<澤>
今まで奥守岳から南へは足を踏み入れたことがなかったが、今回初めて歩くことができ、大変良かったです。また避難小屋でのたき火や鍋も楽しかったです。持経の宿で夜9時頃宿泊者が来たのには驚きましたが翌日4時には出発して熊野本宮まで行くというのにはまた驚きました。
行仙宿小屋では南奥駈道の整備や避難小屋の維持をしていただいている新宮山彦グループのボランティアのおじさんにコーヒーや蜜柑の接待を受け、有難かったです。
来年には、奥駈道を全部つなげたいと思います。