8月17日 バンブー、フォレストの2名で黒蔵谷へ行って来ました。遡行には2日ほどかかるかもと思いビバークの準備をして行きましたが、気持ちは遅くなっても1日で抜けるつもりでした。
林道が黒蔵谷の出会いの少し上流で崩落のため通行止めになっていたのでそこへ車を置いて車中泊し、翌日5時に出発。
30分ほど歩いて黒蔵谷の出会に着き杣道をたどる。計画では杣道の2つ目のトンネルを抜けたあたりから入川するつもりが1つ目のトンネルを過ぎたあたりで道が途切れてしまいここから入川することにする。6:06
少し登るとゴルジュになり泳ぎと登りの連続となる。時々小さな滝も出てくる。長い道中なので休まず先を急ぐ。高山谷との合流点で9:40、カンタロウの滝11:50、黒蔵滝12:40と核心部を越えなんとか日帰りのめどがたった。
しかし、1人は腰痛に1人は肩痛と万全の体調でないうえに体力の衰えを感じる後期中高年ですから、盛りだくさんのメニューにすでに腹一杯になって傾斜の緩んだ谷をよれよれと辿る。
14:00やっと遡行終了点と思われる谷について、林道までの登りをつるつる滑る沢靴で木につかまりながら登る。谷に向かって左側の尾根を登ったのですが、このルートが絶妙のコースだったようで尾根の頂上について右へ少し尾根をたどると林道のプレハブのある場所に出た。時間は15:30、ここから長い林道を歩き17:00頃 林道入り口のデポ車にたどり着く。
もう一台の車を回収しに林道を下るが砂利道でとがった石が多くパンクしないようにゆっくり下り、途中土砂崩れの石を取り除けたり倒れてきている木につっかえ棒をして下を通過したりとサバイバルコースを30分ほどかかって車へたどり着く。お疲れ様でした。ほんとうに自分の足と手と脳みそを褒めてあげたい1日でした。
評判通りの 泳ぎと 大岩の登りと 険悪なゴルジュを 楽しめる南紀を代表する名渓でした。
(フォレスト 記)
(フォレスト)
この谷はゴルジュが発達していて、泳ぎとボルダリングチックな登りが楽しめる沢でした。
それからつるつるの滝はヤモリのような登りもできます。
ライフジャケットは必需品でバンブー氏に教えてもらった犬かき泳法が有効でした。
初めてだったので遡行時間がわからず急ぎで通過してしまったので、もう少しゆっくりと時間をかけた方がより楽しめるのかもしれない。
(バンブー)
8月16日の夜から黒蔵谷に行ってきました。遡行記録を見ると1泊2日の行程が多くて 1日ではどうかなと思っていましたが 何とか予定通り行けて良かったです。
ゴルジュの泳ぎ 大岩の登り 大滝の高巻きバラエィ-にとんだ谷でした 自分は左肩が痛くて フォレストは腰が調子悪く 互いに助け合いながらの遡行でした。
黒蔵谷が我々の悪路での車の運転の技術 泳ぎの技術 岩登り 高巻きの技術を試してるように思いました 何とかクリアーできて満足です もっと技術を磨いて南紀のいろんな谷を歩きたいです。いつもながらフォレストとの山行はハードで へろへろです。