山行記録

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2013年11月24日(日)・提出

期間 2013年11月23日(土)~2013年11月23日(土)
目的の山域山名 白馬林道 (80キロウォーキング) ☆☆☆☆
登山方法1 日帰り 登山方法2 -------
目的1 個人 目的2 トレーニング
記録
天候:晴れ

行動記録

距離   時刻 歩行速度   備考 
0 km  1:02 0  分/km 異常なし   
5 km  1:59 11.4分/km 異常なし
10km  3:03 12.8分/km 右足薬指先痛み
15km  4:15 14.4分/km 右足前筋肉痛
20km  5:30 15 分/km 右足後筋肉痛  
25km  7:10 20 分/km ヘッデン消灯  休憩(朝食)    
30km  8:28 15.6分/km 左足股関節筋肉痛
35km  9:48 16 分/km
40km 11:16 17 分/km
     11:55        休憩(昼食)

40~80km 11:55~22:40  16.1分/km  
17:30頃ヘッデン点灯 60km過ぎより疲労(歩幅を狭く歩行)  70km過ぎ 極度の疲労(根性で歩行)

 

夜間登山といいウォーキングといい、最近の私は山登りから横道へそれてしまいましたが、ハードな山へ行く場合に自分の限界を知っておくことは必要なことだと思い、安全な場所で自分の潜在能力を確認するために今回の計画を実行してみました。

計画の発端は知り合いから100キロウォーキングをしたという話を聞いて私も挑戦したいと思い、近場でいい場所がないかと探していました。100キロ歩くには24時間ほどかかり普通の道路では夜間歩行時に危険だし不審者と思われても嫌なので人気のない場所として白馬林道に目を付けました。事前に車で走行して調べてみたら距離はちょうど50キロほどで道沿いに距離表示もあり眺望もよく実行することにしました。

夜間歩行については人っ子一人いない夜の山では野生動物が時々出てくるだけで他には何もないということが分かりました。
しかし、単独行の場合、野生動物や心理的不安から身を守るのにラジオが有効でした。今回のヒット装備はこれでした。退屈しのぎにもなりました。

足の筋肉痛はあちらこちらが痛くなるのですがある時期を過ぎると治まります。治まるというよりも麻痺するのかもしれませんが。それは間隔を置いてまた痛みを感じることもありますがそれをかばうように歩いていると治まります。要は無駄な筋肉を使わず必要最低限の筋肉を使用して省エネ運転をするようなものです。そういう歩き方は自然と身について行ったように思いました。
不思議なことに一度傷んだ筋肉が復活するというか限界を超えてもまた次のステージで使用可能な状態になり歩き続けることができるのではないかと思いました。普通、筋肉痛のシグナルが出たら無理をせずそこでやめますが、今回のようにやめられない場合はそこを超えてもまだ使えるようにできているのだと思いますが、反面損傷をこうむる危険性もあると思います。

今回多少の不安はありましたが単独行で実行してよかったと思いました。
一つは自分のペースで歩けたので効率よく歩けたのではないかと思います。
それと、心理的な不安感が自分を強くするのではないかとも思いました。緊張感と言いますか、ほかに頼るものがない状態だとすべてのことに注意深く慎重になるように思いました。
さいごの70キロ過ぎは自分との闘いでありましたが、真っ暗な森の中をくねくねと続く道は同じ所を巡っているのではないかと錯覚を覚えました。体はがたがたでも何とかゴールまで辿り着かなければならないという退路を断たれた状態は心理的な試練でありました。

今回、道路を歩くということで簡単に考えていましたが、自分の限界を超えてからの行動は非常に厳しいものがありました。
間違いなく今までの経験で一番のハードな山行(ウォーキングですが)でした。
心理的には1つ上のステージに上がったのではないかと思います。

 

                      ( フォレスト 記 )

 

概念図
交通費、食糧、その他費用など

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