5/1 自宅21:00出発~小口キャンプ場23:00着 車中泊
5/2 小口6:00~滝本北谷7:00小学校発7:10~林道終点7:40~筆藪滝発7:50~部屋滝8:30、40発~溜湾殿滝9:45発~屏風滝10:30発~亀壺の滝11:05発~(平凡な河原で30分昼食)~比尼尾滝13:00発~取水堰堤13:30、導水路巡視路発14:00~稜線(本谷からの道に合う)~発電所横駐車地16:00
滝本から林道終点まであるく。
(筆藪の滝)の横、崩壊地はものすごい。滝は左側(右岸)を小さく巻く。
(部屋滝) 支谷の越前谷から猿手滝を見、右に折れる本谷は廊下となり、部屋滝が落下していて両側はクラとなっている。少し戻り右側(左岸)から巻き上がるが、少しショッパイが、上部には踏み跡があり、立ち木を使って滝の落ち口に降りられる。(ルート図には猿手滝右手、右岸に滝見台見物用の道もあるようだ。)滝上に上がると滑床帯が続き、綺麗な滑滝もある。その後ゴーロに入り巨岩も出てくる。谷は左側に100m位の高い岸壁があり、その先に岸壁全面がこぶ状の溜湾殿滝がでてくる。
(溜湾殿滝)左岸壁に沿って、少し下流に戻り、ルンゼを上がって、水平道に出て、滝頭少し上流のナメにでることができた。
(屏風滝)支流の右側(左岸)ルンゼの手前から巻き上がって滝頭を隣の涸れルンゼに降り、本谷に戻る。
(亀壺の滝)屏風滝の滝頭の滑床を亀壺の滝壺を横目に左(右岸)に渡る。深い穴のような壺だが、水量が多いと渡れないだろう。左側(右岸)滝身沿いの巻ルートで亀壺の滝の上にでる。
S字状、ナメが連続し、素晴らしい。平凡な河原に出た所で昼食とする。
(比尼尾滝)左岸を巻いて本谷に戻り暫く行くと取水堰堤に到着、遡行終了
下山は巡視路を歩き、尾根にあがり、滝本本谷からくる道と会う尾根を少し上がり、鹿避けフェンスに沿って忠実に尾根をたどる。伐採地で鹿避けフェンスと別れ、ずっと目印となる保郷会と名前の入った赤い郡界の支柱に沿って激下り。又巡視路があり、郡界から離れ、取水のパイプに沿って階段を下ると発電所に降り、少しで車に戻る。
久し振りの沢登で体は重いがやはり楽しい。紀南や大峰、大台は梅雨までの今の時期のほうが虫も少なくヒルもなく水もたいして冷たくなく陽もながく絶好でした。GWにアルプスにいけないのは残念だったけれど沢登もいいかな?(マケオシミ)。
(記 しん)
(紫)
5連休もあるのに、アルプスには行けない。それならと沢登りに行こう! しん&紫の二人
生憎天気予報は確実にいいのは初日の2日ということで、急遽仕事をして、夕食をすませて、1日、8時半出発。11時半到着し、小口自然の家のトイレ前で車中泊。
車中泊するのは朝早く出発できるので、山の場合は時間的余裕ができる。そして秋は怖いが、春は日も長くて、ゆったりできる。
滝本まではそれでもくねくね道で1時間ほどかかった。
林道から、入渓点、筆藪滝のすぐそばの崩壊地はものすごい。
滝本北谷は易しい谷と言われるが、ザイルを出してもらうような所はないけれど、沢慣れた人には易しいということだろう。
滝壺や、ナメの水路には、魚が一杯いる。赤い斑点が見えるからあまごなのだろうか?私はわからないが、水の中で動画を一杯撮ったら、はっきり映っているのもあって、嬉しかった。見た目は透明だけれど、水はあまり綺麗に思えないのは上を熊野古道が通っているからだろうか?
誰にも会わない谷だった。
久しぶりの谷、気を抜いてはいけないと慎重に歩いた。ここ暫く長期の山は行ってないが、日帰りを続けて行っているので、割合と足は軽かった。やはり老化に逆らうには頑張って歩くしかない。