コースタイム
5月3日
菅の台バスターミナル07:40 08:10しらび平駅08:20 08:27千畳敷駅08:45 途中約10分間休憩 10:20宝剣山荘前 テント場整備・テント設営・昼食
宝剣山荘前12:00 12:25中岳 途中約10分間休憩 13:05駒ヶ岳山頂13:30 13:50中岳13:55 14:15宝剣山荘前14:20 14:50宝剣岳山頂15:00 15:20宝剣山荘前
5月4日
宝剣山荘前07:35 08:20千畳敷駅09:00 09:07しらび平駅09:20 09:50菅の台バスターミナル(駐車場)
●反省・感想雑惑
千畳敷駅を出発する頃は,天気予報どおり晴れていて,雪で覆われた千畳敷カールの斜面を登っている途中で振り返ると北岳など南アルプス山々とともに富士山を見ることができ,感激しました。
しかし,宝剣山荘前に着いた頃から,ガスが出てきて,一瞬視界が利かなかったり,その後,木曽駒ヶ岳に登る途中では,宝剣岳や空木岳が見えたり隠れたりするという状況が続き,山頂で一瞬御嶽山が見えたときには合掌しました。
テント場に戻った後,さらに,宝剣岳にも登ることになり,行ける所まで連れて行ってもらうということで同行しましたが,フォレストCLからの「確実に3点支持をすること。」,ハッピー大先輩からの「岩場での移動の際は,手や足を延ばさないように。」などと指導を受け,何とか山頂の岩のそばまで行くことができました。未だに切れ落ちた場所に慣れないので,山頂の岩に立ったフォレストやその岩に登ろうとしたkuniを見るだけでも怖いと感じました。
天気予報では,雨の降り始めは,当初より早まって5月4日の夕方ころからだったが,山の上では,3日の午後11時ころから降り始めるとともに,昼間は吹かなかった風も出てきた。しかし,フォレストCLが駒ヶ岳山頂で御神酒を供えたくれたおかげで,朝には雨があがり風も止んでいました。
なお,雨が降り始めたころから,なかなか眠れなくなったものの,ハッピー大先輩らがペグを点検するためにテントから出てくれたとのことでしたが,そのことには全く気付いていませんでした。すみませんでした。
(記 太鼓腹)
(フォレスト)
今年の春合宿は当初バンブー氏を含めた5名で穂高方面へ行く予定でしたが出発直前にバンブー氏が怪我をしたため欠席となり、
4日の天候悪化の予報もあって2泊3日から1泊2日に変更しようということでロープーウェイの利用できる木曽駒ヶ岳にしました。
初日は天気も良く風もない好天気で木曽駒と宝剣も登れ、3時頃にはテントでビールをいただけ、順調すぎるような気がしていました。
しかし、やはりこ こはアルプスであり、毎回ゴールデンウィークには天候の急変というのを何度も経験していました。
今回もシュラフに入って眠りについたころからぽつぽつとテントを叩く雨の音が聞こえ徐々に雨脚も強くなってくるようだった。
夜中には風も強くなり、今回は雪ブロックを積んでなかったので大丈夫だろうかと少し不安になる。
雨が小康状態となったときにハッピー氏と竹ペグが抜けていないかチェックをし雪をかぶせて足で踏みこんで補強をしましたが、
時計を見ればまだ夜中の1時半で朝まで長い夜だった。
しかし、明け方頃には風も弱まり低気圧が通過したようでした。
朝起きてみるとガスの中で風もそれほで強くなく、これ以上の天候悪化はなさそ うで一安心でした。
山の天気は変わりやすく天気予報も大まかな目安と考え、局地的にはあまりあてにならないと油断をしないことが大切かと思う。
前日に宝剣も登っておいて良かったと思った。
チャンスがあれば予定を前倒しておくということは頭に入れておく必要があると思う。
それと今回私ははじめて高山病と思われる症状になり頭痛に悩まされました。
3000m近い場所でのテント泊は何度か経験がありましたが、ロープーウェイで2600mまで一気に上がり2900mほどの場所で
テント泊で過ごしたので症状が出たのかと思う。
高山病の出やすい人はこのようなロープーウェイで一気に登る場所では、最初にゆっくり登るとか 休憩を多めにとるとかの配慮が必要かと思いました。
(ハッピー)
春山合宿に行くのは2年振りで穂高から変更になって木曽駒ヶ岳へ、最近体の衰えた身には非常に結構な山行きでした。
(くに)
合宿前のトレーニングに参加できなくて焦っていましたが、行き先変更で気分も軽くなり、一転して気楽なほのぼの山行となりました。
初日は天気もよく、2,870mの宝剣山荘前にテントを張って、山荘のトイレを使わせていただき、山荘のお水ももらえたので雪作りの必要もなし。
風もなく温かくて、こんなにラクでいいのかなぁー楽勝や☆と思っていたら、さすがに万事そう甘くはなかった。
3月の西穂に続いてまた頭痛薬を忘れていて、テントに入った夕方から頭痛に苦しみました。
夕食も食べられず、少し飲んだビールと当てを吐いてしまって、こんなの初めて。これが高山病なのか?
何もできずただ寝るだけの私をメンバー皆様やさしく介抱して下さり、小屋のストーブ前でも長いことつき合ってくれて、ありがたく思いました。
夜間も明け方まで、激しい頭痛に唸るだけ。風雨のなか、ハッピーさん達がペグの様子をみてくれたり、降り込んだ雨を拭いてくれたりしていたのも、夢現つに知ってはいるけれど…あの夜の私には、それもサイドストーリー(申し訳ない…)。とにかく、もう二度と頭痛薬は忘れまい!
(山の話じゃなくてすみません)