6月17日18:00海南市
18日 奥岳登山口8:35 薬師岳展望台入口9:41 仙女平分岐10:06 10:45安達太良山10:56 11:26鉄山11:40 牛の背(分岐)12:00 峰の辻12:14 くろがね小屋12:40 勢至平13:02 あだたら渓谷自然遊歩道入口13:40 奥岳登山口14:05
6月19日と20日に福島県相馬市及び同県南相馬市に出張することになったので,この機に百名山の1座である安達太良山に登ることにしました。
登山当日の天気予報は,曇りで,降水確率は30%でした。
しかし,登山開始時点では山にはガスがかかっていて,登り始めてから30分ほどすると雨になりました。したがって,展望は全く利きませんでした。
そこで,名前が分からないまま,咲いていた花を写真に撮りながら登りました。
奥岳登山口からはロープウェイがありますが,敢えて,それは利用せずに登り始めましたが,ガイドブックか何かでゲレンデを通るというようなことが書かれていた記憶があったので,赤色テープの目印を見つけてゲレンデ内に入りました。そして,ゲレンデを登っていったわけですが,途中には道標がなく,どうもルートを外している感じがしたので,タブレットに登録していたGPS機能が付いた地図アプリで確認したところ,間違った方向に向かっていることが分かり,慌ててコースを変えました。しかも,上級者用のゲレンデだったので,かなりきつい登りになりました。
何とかロープウェイの山頂駅にたどり着き,その近くにある薬師岳展望台入口を過ぎた後は,木道などで整備された緩やかな登りが続きましたが,仙女平分岐を過ぎてからは,足下が悪くなると共に坂が徐々に急になりました。
山頂付近になると,風が出てきて,通称「乳首」の下に設置された「山頂」の道標の所から山頂が時々ガスで隠れるという状況がありました。
その道標から「乳首」の山頂までは僅かでしたが,山頂からはガスしか見えませんでした。
安達太良山からは,鉄山に向かいました。
その尾根道は,登りのときとは違って,狭い上,アップダウンがあり,変化に富んだものでした。その道は,火口の縁であり,ガスが薄くなったときは,火口らしきものが見え,腫れていれば迫力のある景色が見えるのだろうと思いましたが,今回は,その全体を見ることができず,残念でした。
鉄山の山頂については,その山の形がそれまでと大きく違ったので,たぶん鉄山だろうと思ったものの,道標などは字が消えていたり壊れていたりしていたため,最初は分かりませんでした。着いてから,前述のアプリで確認しました。
鉄山から引き返して,くろがね小屋の方へ下りようとしたのですが,道標がよく分からず,途中で出会った登山客に尋ねて,ようやく分かりました。
くろがね小屋までは急な下りでしたが,そこから勢至平分岐までは単調な下りであり,その後は,旧道と馬車道に別れて下るのですが,私は,旧道を下りました。しかし,その道は,急で,しかも雨のために滑りやすくなっていたため,2度も尻餅をついてしましました。
下りの最後には,あだたら渓谷自然遊歩道があったので,滝などがある道を下りました。遊歩道の最後は登りになっていましたが,それを登り切ると,出発地点でした。
この日は,雨模様にもかかわらず,高齢者のグループなど大勢の登山客がロープウェイを利用して登っていました。
下山した後は,岳温泉にある日帰り温泉でゆっくりと温まりました。