山行記録

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2015年07月28日(火)・提出

期間 2015年07月19日(日)~2015年07月21日(火)
目的の山域山名 南アルプス・白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)
登山方法1 テント泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 その他 目的2 縦走
記録
天候:1日目 晴れ後雨,2日目 曇り後晴れ,3日目 晴れ

●記録
コースタイム
和歌山7/18 18:30 京奈和・名阪・伊勢湾岸・新東名・R52,県道37 7/19 2:10奈良田バス乗り場駐車場5:35(定刻より5分遅れ) 6:25広河原
広河原6:45 7:10白根御池小屋分岐 途中で5分休憩 8:50大樺沢二股の手前9:10 途中で10分休憩 10:45雪渓の上部11:00 12:17八本歯のコル 13:00トラバースへの分岐 13:35北岳山荘への分岐 14:00北岳山荘テント場
7/20北岳山荘テント場4:35 5:35北岳山頂5:45 6:35北岳山荘テント場
北岳山荘テント場7:40 8:25中白根山8:35  9:45間ノ岳10:00 11:05農鳥小屋11:20 12:20西農鳥岳12:30 13:15農鳥岳12:55 14:25大門沢下降点14:30 14:50テント場15:00 17:20大門沢小屋テント場
7/21大門沢小屋テント場5:40 途中で10分休憩 7:15八丁坂の手前7:30 8:10大門沢登山道入口8:25 9:15奈良田バス乗り場駐車場 
 

 

●反省・感想雑惑
台風の影響により,当初の予定を1日ずらしての山行となりました。
1日目
 大樺沢上部に僅かに残っていた雪渓付近までは晴れていて,比較的順調に歩を進めることができたと思っています。しかし,その後,雨が降り出すと,登りがきつくなり,さらには,どこまで続くのかと思われるハシゴの連続で,数メートルのハシゴを1つ2つ登っては後から来る多くの登山客に道を譲る振りをしながら息を整えるということを繰り返しました。北岳への登りは大変だとは聞いていましたが,予想していたよりもはるかにキツい登りでした。そのため,1日目に北岳山頂に登頂する計画でしたが,体力の限界を感じたので,他のメンバーにはその計画の変更を懇願しました。
 そこで,宿泊予定地の北岳山荘へ近道となるトラバースのコースを進むことになりましたが,そこはきれいな花がたくさん咲いていたものの,ガスがかかっていなければ下を見るのが怖くなるような場所でした。
 北岳山荘のテント場に着いたときには,多くの登山者のためにテントを設営する平坦な場所はなく,斜面にテントを設営することになり,また,台風一過の良い天気を期待していたのに,夜遅くなると,強い雨に加えて,台風並みの強風が吹き始め,とても厳しい夜となりました。
2日目
 朝目覚めたときには,まだ強い風が吹いていたものの,雨は止んでいて,天気は回復するとの予報だったことから,テントに荷物を置いて北岳へ登頂することになりました。そして,途中で,一瞬ガスが薄くなり,御来光や富士山を見ることができ,苦労して登った甲斐があったと感激しました。
 北岳山頂への登りは前日と同じような厳しいものでしたが,荷物が少なかったため,何とか登頂することができました。
そして,その山頂では,概ねガスがかかっていたものの,時々ガスが薄れたので,周りにある仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳といった山々を見ることができました。
北岳山荘のテント場からは,予定より遅れたものの,計画どおり歩を進めることなりましたが,間ノ岳へ向かう稜線上は,吹き飛ばされそうになる強い風が吹いていました。
そして,その山頂もガスで覆われていましたが,途中では,富士山を間近に見ることができ,やはり登ってきて良かったと思いました。
西農鳥岳や農鳥岳からは,一瞬ガスが消えた北岳や間ノ岳の山頂,さらには鳳凰三山なども見ることができ,そのときには登ったときの苦しみを忘れることができました。
大門沢小屋テント場からは赤富士をみることができました。
3日目
 前日の農鳥岳からの下りは急でしたが,3日目は,前日に比べれば緩やかだったものの,川に架かった橋が崩れていたり,道に水が流れて川のようになっていたり,はたまた水の中に足を入れなければ徒渉できなかったりと,少しアドベンチャーな気分を味わうことができた下りでした。

概念図

(kuni)
いつか行きたかった白峰三山の縦走やっと叶いました。久々のテント縦走に充実感いっぱい。
反省もいろいろありますが、一番は連絡不足で食料やガスなど、パーティー全体で荷物を必要最小限に抑えられていなかったこと。各自が無駄に重い荷物を担いでいたことです。テント山行ではメンバー全員での打合せと、装備合わせはやっぱり必要だなと思いました。
それと状況判断、パーティーとしての行動判断はいつもながら難しく感じます。今回は台風の影響でどうなるのか、出発前からCLはさぞ大変だったと思いますが、お陰様で無事に行けて本当によかったです。メンバー皆様ありがとうございました!

追伸
夏靴の補修がまにあわなくて冬靴で行って、夏用?の靴下履いたら初日から靴ズレ、これは絆創膏で凌ぎましたが大門沢の下り終盤から左足親指の爪先が痛くなり、テントで確認すると爪が紫になってました。靴にあわせた靴下選び失敗でした
それと、初日風のキツイ中稜線でカッパ下を履いていたらザックの中からフライの袋だけ飛んでいってしまいました、代わりにカッパの袋に入れ替えてますが…すみません

 

(バンブー)

今回は台風の接近で行くかどうか 大変悩みました 結局1日ずらして決行しました
失敗だらけの山行になりました
1 計画書のコピー忘れる
1 ザックカバー忘れる
1 雨の日用 パッキングミス
1 靴 靴下の選択ミス(結果 足の爪 4箇所黒くなる)
1 食当 装備の連絡ミス

38年ぶりの北岳な厳しいものがありました 八本歯のコルまでの えんえんと続く丸太の
梯子 霧雨から降雨 山頂分岐の強風 斜めに傾いたテント場 夜中の風と雨 これはどうなるかな
と朝を向かえ 太鼓腹さんのタブレットの天気図 雲が消えている 北岳の頂上に出発
雲の隙間からオレンジ色のご来光 その横に薄っすらと富士山 素晴らしい光景 感激
白峰三山縦走 農鳥岳から約1300mの下り 足の爪痛く 皆の足引っぱる 大門沢小屋テント場
到着 12時間行動 よくがんばった1日でした
久しぶりのテント泊縦走 ミスも多かったが楽しく記憶に残る山行でした
太鼓腹さん クニちゃん ありがとうございました。

交通費、食糧、その他費用など
バス(奈良田~広河原)1,130円,テント代(北岳山荘 800円?,大門沢 500円?),町営奈良田の里温泉550円)

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