山行記録

山行記録一覧に戻る

2015年09月22日(火)・提出

期間 2015年09月18日(金)~2015年09月20日(日)
目的の山域山名 戸隠連峰 高妻山
登山方法1 その他 登山方法2 前夜発1泊2日
目的1 個人 目的2 ピークハント
記録
天候:晴れ

 日本百名山 高妻山登山

シルバーウィーク初日の9月18日~20日でハッピーさんと戸隠連峰の最高峰で日本百名山の高妻山へ登ってきました。
長野県と新潟県にまたがる標高2353mの高妻山。アルプスに比べると”渋い”山域で、周りの人でこの山に登ったことがあるって人は聞かない。だから自分も誘われるまでほとんど知らない山でした。和歌山を21時に出発して順調よく4時半に登山口の戸隠牧場の駐車場に到着する。
2時間余り仮眠してから準備整えて7時過ぎに出発する。牧場に併設された草原のキャンプ場を通って登山口へ今回登るのは戸隠連峰最高峰の高妻山だけど、知名度で言ったら戸隠山の方が高いかも?
高妻山は修験道の山で、登山道沿いにはあちこちに石仏や石祠などが置かれている。
厳しい山なのでこの連休でも登る人は少なかったです。
登山口から沢沿いを40分ほど歩くと見えてくるのが、滑滝。その横に1本の鎖。
高妻山の登山コース上では割と有名ポイントらしい。上から見るとそこそこ高度感があります。
雨上がりで水量が増していた。序盤は樹林帯の中だけど、所々で展望が開けていてまあよかった。
登山口から2時間弱で一不動避難小屋に到着。ここで前半の登りが終了。
寝不足で脚が前へ進まない。思った以上に先が長くて厳しい。右側の尾根を迂回して登っていかないといけないので、まだ結構時間がかかる。稜線の途中にあるピーク、五地蔵山に到着。
展望はそんなに開けていなかったが、ここで記念に一枚写真を撮る。
ハッピさんは中々快調です~~~(アルプス遠征で鍛えた効果だと言う)
六弥勤と呼ばれる場所に到着。高妻山には弥勒尾根新道という割と最近開拓されたコースがあって、その合流地点がここです(帰りの下山に使う)
ここからやっと尾根伝いに高妻山山頂が見えます。最後の登りがかなり急登でした。
そこに至るまでにも結構アップダウンがあり中々頂上にたどり着かない。
やっとの思いで頂上にたどり着いたら13時過ぎでした。(6時間かかった)
今回の高妻山は登る人が本当に健脚な方ばかりで、やっぱりこういうマイナーな山は玄人好みかな。すごい軽快な方ばかりでした。百名山ですが~~初心者は行かない山ですね?
頂上で戸隠連山の山並みを眺めながらのしばしの昼食タイム。疲れてあまり食欲がわかない。
帰りは分岐を弥勒尾根新道を使って直接牧場へ降りることに。道は特に面白味のない坂がずっと続き、そして木の根っこが良く滑りぬかるんでいて歩きずらい。鎖場も所どころである。
駐車場に到着した頃には辺りはもう暗くなっていた。

今回登った高妻山は派手さはないけど静かで山の奥深い雰囲気を味わいたいならオススメかな。
紅葉は進んでいて綺麗でしたよ~~しかし疲れた。

 

戸隠牧場駐車場(7:00) ~ 登山道入口(7:20)~一不動避難小屋(9:00) ~五地蔵山(10:20) ~ 高妻山(13:10) ~ 昼休み ~下山開始(13:50) ~ 六弥勤分岐(15:30) ~ 弥勒尾根新道 ~ 戸隠牧場(17:30)~駐車場(18:00) 約10時間の行動時間でした。(休憩含む)

 

テント泊は遅くなったので、鬼無里の湯で食事とお風呂へ入ってから小谷の道の駅へ移動して車を止めて車内で寝る事にする、
二日目は雨飾山の近くの鎌池の周りのブナ林をゆっくり散策してから雨飾高原露天風呂へ入ってから帰路に着く。
大変手強い山で疲れましたが天気にも恵まれて、又紅葉も中々綺麗で見応えあって良かった。
雨飾山近くの鎌池の周囲のブナ林も風情があり素敵でした。

同行のハッピーさん、お世話になりました

概念図

(ハッピー)
沢、尾根、泥の登山道、アップダウンの登山道、大峰の奥駈け道に似ている
10時間程の登山で心身がへとへとで、車に戻り温泉に入り寝ると朝起きるまで
解ら無いほど疲れる山行きでした

交通費、食糧、その他費用など
交通費 15,000円   鬼無里の湯 520円

山行記録一覧に戻る