山行記録

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2012年06月03日(日)・提出

期間 2012年05月30日(水)~2012年05月31日(木)
目的の山域山名 大台ケ原 堂倉谷遡行
登山方法1 テント泊 登山方法2 1泊2日
目的1 個人 目的2 沢登り
記録
天候:30日-晴れ、31日-曇り一時小雨

30日 大台駐車場7時半集合8時出発~日出ケ岳9:00~堂倉避難小屋10:20~堂倉吊り橋11:20~谷遡行開始12:30~アザミ谷出会15:40 泊 
 
31日 出発7:30~林道下10:00~石楠花谷出会12:20~2段25M、斜滝2段18M14:30~奥ノ二俣
16:05~遊歩道16:30~尾鷲辻16:45~大台駐車場17:15 

去年ナルミズ沢とか源次郎尾根の山行を一緒にしたり、春の栂池から八方池で会ったたけ夫婦と
はし夫婦が急きょ紀南の沢に行きたいと連絡有り、3つほど候補を出して選んでもらったのが堂倉谷で決まり。和歌山からしんの参加で5名での遡行。

30日東京から夜行で走って来られ、大台駐車場で待ち合わせをする。朝途中でメ-ルが大台ドライブウェイ入り道のポイント点を送り7時半頃無事合流。
天気は上々、平日なのに何人もすれ違う。新緑がまぶしいくらいで気持ちいい。
日出ケ岳から大峯方面が山上ケ岳から弥山、明星、釈迦と笠ケ岳、玉置山そして熊野灘から東に伊勢湾とぐるっと大展望である。

石楠花坂の石楠花は丁度見頃で大満足、写真を撮りながらゆっくり下る、堂倉避難小屋はきれいで20人ぐらいは泊まれそう。ここからは急降下なので余計にゆっくり歩く。堂倉吊り橋は架け替えられて新しくなっていた。堂倉滝はいつ見ても大きく立派で見事で暫し見とれる。
次の吊り橋手前から右手の尾根の仕事道を架線場跡まで登りルンゼを残置ロ-プを頼りに下り谷に降り立ち、ここから遡行開始。

7Mの中央部を直登、水量は足首位で普段より少な目か?滑りやすく注意。次は最大の滝左岸を大きく巻く、中七ツ釜は渡渉やヘツリで通過する。10M斜滝は右側を登るやがてアザミ谷が出会うここでテントを張る事にした。はし夫婦はツェルト、私はたけ夫婦のテントに入れて貰い、夕食も御馳走になる。久しぶりに焚火をし、飯盒でご飯を炊き楽しいひと時を過ごす。

31日7時半出発、奥七ツ釜はナメ滝のあちこちに見事な釜があり見事な景観だ。15M滝は右側を登る
堰堤は右側を回り込み林道へ登ろうとしたが谷を歩き林道橋の下をくぐる。ゴ-ロ帯が続く二俣
小滝とゴルジュ状が続き左岸支谷が出会う石楠花谷。左本谷を行くここから連瀑帯に入るいずれも直登可能、2段25M滝は右から取りつき中ほどから左のルンゼに入りブッシュの中の踏み跡をたどり落ち口に出る。続く18M滝はシャワ-クライムとなる。斜滝25Mもシャワ-クライム、斜滝18Mは滝身を直登。後はナメ小滝があるがいずれも直登可能である。やがて奥ノ二俣、左にとって原生林の中を上り詰めると遊歩道に飛び出す。尾鷲辻から駐車場へ到着。

大台ドライブェイは濃いガスで走るのも苦労する。五条のかもきみの湯に入り、翌日は高野山から白浜へと観光コースをお勧めし、翌日白浜での再会を約束する。
 山岳部でのリーダ格のはしさんの体力とテクニックは素晴らしいものであり、楽をさせて貰った。そのはしさんに鍛えられたたけ夫婦のお蔭でよい山行計画に便乗でき、楽しい二日間であった。
翌日の白浜は紫、ハッピーも合流し打ち上げとしては最高であった。(しん 記)

概念図

交通費、食糧、その他費用など

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