山行記録

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2009年05月07日(木)・提出

期間 2009年04月29日(水)~2009年05月04日(月)
目的の山域山名 槍ヶ岳
登山方法1 テント泊 登山方法2 前夜発3泊4日
目的1 個人 目的2 積雪期、ピークハント
記録
天候:快晴無風

4/29夜9時和歌山発
4/30朝3時あかんだな駐車場着仮眠
7時40分バス8時30分上高地、11時50分槍沢ロッジ
5/1 4時30分槍沢ロッジ発ー6時大曲ー11時槍ヶ岳山荘 テント設営
5/2 7時40分槍ヶ岳山荘発ー10時ババ平ー14時20分徳沢 テント設営
5/3 8時20分徳沢発ー10時30上高地
平湯で入浴後東海北陸自動車道にて北陸まわりで新潟中条インター、食後米山SAで寝る
5/4 6時米山SA発ー吹田11時ー大阪で一般道ー3時帰宅

今回は連休の前半で山に入ったが、人は少なかった。槍のテント場は狭いがテント3張りという贅沢さだった。下山は後半の人がどんどん上がってきた。
徳沢園のテント場は下山の人、入山の人で、100張り以上あっただろう。でも山だけでなく、キャンプを楽しむ家族連れも多かったようだ。
憧れの徳沢園でのキャンプは楽だった。雪がないので夏用シュラフでも充分だし、徳沢園での岩魚の塩焼きの定食で、こんなテント泊なら毎日でもいいなと実感する。いつも疲れ果てて徳沢を通過するが、初めて泊まる事ができた。

今回テントでの食事は三輪そうめん山本が作ったという、岳食のカレーうどん、味噌煮込みうどん、はヒットだった。乾燥三つ葉、乾燥わかめをいれ、しゃぶしゃぶもちをいれ、チーズかまぼこをいれ、出来上がり・・。軽いし岳食といっても、なかなか美味だった。

 

愚策だと文句言いながら、高速どこまで行っても1000円を充分利用したが、全部逆向きだったので渋滞には合わなかったが東京や、名古屋方面は最悪だったようだ。

概念図

GW、北鎌尾根に二人で挑戦すべく、良いお天気に行きたくて休みを貰った。でも直前に大雪が降り、登山届けを出す段階で、もう北鎌は60センチの新雪で、危険と言われ、一泊目の槍沢小屋でもいい顔をされなかった。ワンパーティが入ったと聞いたが、大曲ではトレースがなく、あっさり中止して槍の肩までテントをかついであがった。
連休前半は人も少なく、テントは3張りだけ、絶景の中、ゆっくりできたが、重荷での槍沢はきつかった。槍の穂から北鎌尾根を見るがトレースがない。行かなくて良かった。トレース頼みで北鎌を計画すること自体、力量不足と認識する。
一泊後、槍沢を下山中に追いついてきた若者は登攀用具を持っていたので、お聞きすると北鎌から来たと言われた。彼がワンパーティという人だった。単独で、大曲から天上沢もトレースなく、ワッパをつけたと言う。
北鎌沢の出合いでテントを張り、独標を過ぎた所でもう一泊。トレースはなかったらしいが、当然ない積もりで入山されたと言う。やはり北鎌は彼くらいの体力、技術があってこそのルートだと、納得した。
そして、誰も頂上で迎えてくれなかったというので、私がねぎらいの握手をさせてというと、喜んでくれた。
北鎌の計画をして、あっさりあきらめ、彼の様子を聞けた事は、最高だった。良き北鎌尾根の夢を見させて貰った事だけで、あきらめがついた。北鎌の写真を送って下さるらしい。
※もうHPにUPされていたhttp://www.h3.dion.ne.jp/~nanafusi/
今回は例年より雪が少ないのに、新雪で状態は悪すぎた。帰りに見る沢はどこも雪崩れたあとだらけ・・。

 

交通費、食糧、その他費用など
高速料金 和歌山大津2050 大津清見1000 清見中条1000 中条大津1000 大津吹田1900 計6950

走行距離、行き870キロ、帰り750キロ ガソリン1650キロ

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