山行記録

山行記録一覧に戻る

2010年01月13日(水)・提出

期間 2010年01月08日(金)~2010年01月11日(月)
目的の山域山名 北八ヶ岳 蓼科山&北横岳
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 個人 目的2 積雪期、ピークハント
記録
天候:初日晴れ、二日目小雪、3日目快晴

1月 9日(土曜日)天気  晴れ

ピラタススキー場にて終日スキー

  8日夜10時半、紀の川SAにてヒロ号、しん号集合
  9日朝7時ペンションハローウッド着
  
    澤泉ご夫婦は10年ぶりのスキーだったが、優雅に滑られた

1 月 10日(日曜日)天気  小雪下山後晴れ

蓼科山登山(2530.3m)

(コースタイム)
7:30ハローウッド(車で)発-8:10女乃神茶屋駐車場発―9:40標高2120mの標識―11:20樹林帯抜けるー11:40蓼科山荘(頂上直下)11:45蓼科山山頂―11:50蓼科山荘前にて昼食12:10出発―12:30樹林帯―13:20標高2120m地点―14:20女乃神茶屋駐車場

 一番メインの蓼科山をどの日に持ってくるかリーダーは思案したが、年末年始の寒波も治まり3日間とも天候は安定するという判断で、寝不足を解消した二日目に蓼科山に登る事になった。
 
 でも初日があまり にも良い天候だったので、二日目もと期待したが、あいにく朝から小雪が舞う天候で蓼科山は雲の中だった。
 
 只、気温は高く寒さはあまり感じなかったので登りは小雪舞う中でも薄着の登山となる。樹林帯を抜ける地点で防寒対策とアイゼン装着をするが、風もなく穏やかだった。時折太陽を感じるが結局ガスは晴れる事はなかった。でも昨年の強烈な風と寒さの蓼科山の頂上を思えば、今回の天候は上出来だったろう。
 
 頂上では何も見えないので写真を撮りすぐに蓼科山荘の陰に降り、昼食にするが、ラーメンを食べる事が出来るくらいの気温だった。只、厳冬期の2500m、穏やかと言え、頂上は厳しい寒さを想像し、もう少し中に着込むなり防寒対策をしないと震えている人もいた。
みんな、前日に厭と言うほど眺めた蓼科山の姿を思い描きながら歩いていたことだろう。
 
1 月11日(月曜日)天気  快晴

北横岳登山(2480m)

(コースタイム)
8:30ハローウッド(歩いて10分)出発―9:00始発のロープウェイに乗るー9:20坪庭発―10:15北横ヒュッテ10:25発―10:40北横岳山頂(2472.5ピーク)から(2480mピーク)11:00下山開始―11:25北横ヒュッテ昼食11:45出発―12:00坪庭写真タイムー12:45縞枯山荘―13:20ロープウェイ着

 最終日は朝から最高のお天気で昨日登った蓼科山もペンションハローウッドのお部屋から大きく見える。朝食後歩いて行き、一番のロープウェイに乗る。坪庭の樹氷は小さいながらも素晴らしい景色だった。

 上から見る坪庭は素敵だし、途中の樹林帯もとても綺麗だった。途中三ツ岳分岐を見て、ここから縞枯れへの縦走をされる方があるのかと思うと、行ってみたいと思った。

 北横ヒュッテでアイゼンを装着、防寒対策をするが、北横岳山頂は蓼科山より風が強く、目出し帽も私は付けた。一度顔に凍傷をしてから皮膚が薄くなったのか、風が痛い。二度と顔に凍傷をしてはならないと完全防備のお陰で寒くは感じなかった。去年の北横岳も立っていられないほどの風と寒さだった。

 北アルプスを従えた蓼科山は大きかった。前日あの山頂に立ったと思うとみんな嬉しかっただろう。南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽、乗鞍、妙高火打、浅間山と素晴らしい眺めだった。

 坪庭に降りてから写真タイム、を取り、縞枯山荘経由でロープウェイに戻る。

 売店でコケモモのドライフルーツ、コケモモの大福、コケモモソフトを食べ、ペンションに戻り、オーナーご夫婦と記念撮影後(車もずっと置かせて戴いた)、いつもの産直でりんごをゲット、尖石縄文の湯に入り、お蕎麦を食べ、5時諏訪インターより帰路に付く。和歌山11時過ぎ到着。

 朝は手作りパンや、ジャム、二日間夕食は美味しいイタリア料理を戴き、おまけに柚ちゃんのピアノ生演奏つきでみんな満足だった。

 当初山小屋泊と思ったが、同じお値段でお風呂に美味しい食事、暖かいお部屋、で最高に贅沢な3日間となった。このペンションハローウッドは、夏はハーブ園でブルーベリーやラズベリーを収穫し、手作りジャムを作られる。他の季節に訪れたいものだ。オーナーご夫婦のもてなしは最高だった。奥さんが手掛けるHPも素晴らしい。http://www11.ocn.ne.jp/~hello-w/index.html

 

概念図

感想

ヒロ
今年は正月休みも殆どなく働いたご褒美だったのか3日間本当に楽しい時間でした。今回のような楽な?山行は山の会としてはあまりよくないのでしょうが普段山行に参加できない僕のために配慮してもらったのだと感謝しております。下りは休憩しなくていいようにもう少し体重減らして筋力アップしたいと思います。


晴天に恵まれ楽しい冬山登山ができて安堵しています。晴天とは言え1月の2500mの山頂、オーバー手袋と目出帽、フエイスマスクは必携と痛感しました。冬山は装備が大変。手早く確実にできるように慣れていきたいと思います

さなえ
今回の山行き祭日の休みが無いので、日直の代休で参加。天気にも恵まれ山容が大好きな蓼科山3回目でしたが、何度登ってもいいな~。北横岳は天気も快晴、360度の大パノラマには圧倒されました。おまけに事故以来あきらめていたスキーも出来、いつまでたっても初心者ですが、とても楽しい3日間でした。ペンションもお料理も何もかもが最高でした。

しん
天気も良く雪の状態も最高のなか、みんながアイゼンレスで歩行出来たらもう一段アップした山行きが可能だと思います。普段の山行きで自分なりのテ-マを持つようにして欲しい。

とん
去年と同じ蓼科山と北横岳でしたが今年はお天気に恵まれて楽しい山行きでした。雪もさらさらで気持ちよく歩け、北横岳では360度のすばらしいパノラマでした。
去年は頂上はすごく吹雪いて寒くて何も見えずすぐ下山したのが残念でしたが・・・・
反省点はもう少し頑張って速く歩くこと今年の課題にしたいです。


蓼科山は小雪が舞ってはいたが、風のない上々の登山でした。また北横岳は快晴で、浅間山、妙高山、後立山連峰、穂高、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、南八ヶ岳とぐるーと360度の絶景でした。9年ぶりのスキー、宿泊したペンションの美味しい料理。楽しさ満腹の山行でした。


今年初めての山行は、13年ぶりにスキーを楽しみ、風の穏やかな中、蓼科山へ登り、北横岳では晴天に恵まれ360度の景色を堪能するという最高の三日間でした。幸先の良い幕開けになりこれからの山行きがワクワクしてきました。

交通費、食糧、その他費用など
車代8000、ペンション二泊17470、飲み物1200、ロープウェイ1620、ソフト350、風炉400、
合計一人29040円

その他各自、リフト一日券6名シルバー割引2500円、一般割引2名3500円
このスキー場はシルバーが55歳以上でラッキー

山行記録一覧に戻る