6月30日、提出した山行計画通り、金剛、葛城へと向かったが、紀見峠で既に土砂降り、山行意欲が殺がれスピードも上がらず疲労困憊、その上,水越峠では登山靴の底が剥がれて、このまま続ければ跣で歩くことに 念ながら・・・・・・下山。葛城山からクジラ谷経由、御所への下山路は崩壊のため使用禁止。現在は自然研究路から北尾根経由で下山する。
7月7日計画書、提出し再挑戦、少し朝寝坊し遅れるも紀見峠まで車で行く。5:40分、登山口発、山の神から西の行者、行者杉と進む。天気予報通りの快晴とは言えないが、なんとか薄日も射し雨の心配もない。先週見つけていたササユリは既花も終わり茎だけとなる。今は昔みたいに球根まで取ってしまう登山者は無いのかな? と思っていると、行者杉付近の一番立派なササユリ(写真)が根こそぎ盗られていたのは誠に残念至極である。
昔、天誅組が河内長野から五条へ進軍した千早峠。ここからがこのコースの一番の難所か?何時までも続く長い階段、小さいが幾つものピーク越え、久留野峠、伏見峠と速足で過ぎる。出来れば葛城山山頂に12:00迄に着かないと二上山を明るいうちには通過は難しい・・・・・・。膝を傷めている自分には走ることが出来ない、ただ歩くのみ!!
水越峠12:00。一時間の遅れ。長い苦しい階段登り、先週も此処を喘ぎ喘ぎ登ったが、体の調子は良い。今日は二上山までは行けると確信する。
葛城山頂で稲妻があり轟音ともに雨も降りだしたが、前回程ではなく驟雨である。合羽の上着だけを着用する。此処から平石峠までは7km弱、長い階段もあるが平坦なコース、走れるものなら走りたい。雨は降ったり止んだり、ガスはが立ち込め昼間とは思えない暗さである。昔に何回も通った道だから迷うことはない。雨の中蝦蟇が登山道で蹲っている。踏みつけないように・・・・。
16:00竹之内峠。もう一息で二上山ではある。棒のようになった足を鞭打ち、ダイヤモンドトレールを忠実に進む。17:30分雨に煙る二上山雄岳山頂。莞爾たる思いである。
近鉄二上山神社口駅より橿原経由吉野口よりJRに乗り換えて紀和する。
行動記録
貴志川5:00⇒紀見峠発5:40~西の行者7:00~行者杉8:00~千早峠8:45~中葛城山9:20
~伏見峠10:10~金剛山頂オ10:40~水越峠12:00~葛城山頂13:00~岩橋山14:45
~平石峠15:20~竹之内峠16:00~二上山登雄岳山頂17:30~近鉄二上神社口18:00
⇒JR橋本駅⇒紀見峠⇒貴志川21:00頃