2009年06月29日(月)・提出
期間 | 2009年06月27日(土)~2009年06月27日(土) | ||
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目的の山域山名 | 比良 細川尾根から武奈ケ岳 | ||
登山方法1 | 日帰り | 登山方法2 | ------- |
目的1 | 個人 | 目的2 | 縦走 |
記録 | |||
天候:晴れ
1月に比良の細川尾根より武奈ケ岳を目指したが、大雪でラッセルに時間がかかり5時間半で引き返した場所、標高950mくらいまで、今回は2時間ほどだった。大雪で倍以上時間がかかったということで雪というのは怖いと改めて感じた。 細川の在所出発し、迂回コースではなく、冬に登った直登コース(両側の木に赤いスプレーで印があったが、ありすぎて異常)を登るが、雪がなくても急傾斜になっていて、ふくらはぎがつりそうだった。このコースは貫井谷を遡行した時の下山路になっているようだが、登山地図には明記されていないので、どのあたりに出るのか、知りたかった。 でも樹林帯の急傾斜の道は見通しが悪く武奈ケ岳や稜線を見ることはできない。どこまで行けば見えるのかと思ったら、結局北稜をすこし下がったところに出るまで武奈ケ岳の姿を見ることはなかった。登りだして3時間、標高1200近くまでまったく見通しのない急なのぼりで、夏山のトレーニングとなった。 北稜に出ると大勢の人が頂上で休憩している。その中でお昼を食べ、釣瓶岳めざして北に歩いたが、ここからは殆ど出会う人もなく、静かな気持ちの良い道だった。 今回の花は山紫陽花を見たくらいであまり無かったと思ったら、釣瓶岳からイクワタ峠までの道はヤマボウシの木が沢山あり、楽しませてくれた。 釣瓶岳の頂上に少し伐採したところがあった。郡界のような標識があったが、この尾根がナガオ尾根らしい。ちょっと入っていくには勇気がいりそうだ。 この釣瓶からイクワタ峠の稜線は熊笹が枯れているような気がするのだが、斜面でどうして熊笹が枯れているのだろうかと、写真を撮ろうとすると奥の方にヤマボウシが一杯あったので、感激する。私は最近までずっと花水木だと思っていた。実が食べられるらしい。白だけでなく、ピンクと赤まであり、この花を初めて見るさなえさんも喜んだ。 栃生の在所までも気持ちの良い道だったが、アカマツの林だと二人が言う。松茸の林と思ったが、どうも松がおかしい。幹の表面が全部はがれたようで、枝もおかしい。かれているのだろうか?生ける屍のようなアカマツ林に胸がんだ。 もう一つ植林まで降りてくると木にテープが一杯巻かれているのが不思議だったが、三人で出した結論は鹿が表皮を食べても皮がはがれないようにしているのではと言うこと。鹿を見たので何となく合っている様に思うけれど・・・。 栃生の在所に下りると水を汲みに来ている人が一杯いた。しんが車を取って来てくれるのを感謝しつつ、二人で先に飲んでしまった。 武奈まで3時間のきついのぼり、あと4時間、いい汗をかき久しぶりにみんな満足だった。 コースタイム てんくう温泉にはいり、道の駅安曇川に寄り、和歌山9時ごろ到着する。 概念図
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交通費、食糧、その他費用など | |||
交通費4000円、てんくう温泉600円 |