山行記録

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2018年07月29日(日)・提出

期間 2018年07月13日(金)~2018年07月16日(月)
目的の山域山名 北アルプス 笠ケ岳
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 個人 目的2 ピークハント
記録
天候:晴れ

7月の連休に北アルプス、双六岳 から笠ヶ岳に2泊3日(山小屋泊)で行ってきました。穂高連峰から見た笠ヶ岳は数え切れないぐらい見ましたが、笠からの見るのは初めてです。 刻々と変わる穂高を眺めながら歩く稜線はいろんなことが思い出されました。天気も良く、予想よりも暑かったですが楽しい山行になりました。 柚さん、クニちゃんありがとうございました。

 

(コースタイム) 7月13日 和歌山柚邸 20:00 7月14日 鍋平駐車場 2:30 (仮眠)~5:50 発~ 新穂高登山口6:30着-7:00発 わさび平小屋 8:10~鏡平小屋8:20~双六小屋15:00 小屋泊 7月15日 双六小屋5:15発~双六岳(ピーク6:15 ~双六小屋7;14着 7;40発~ 弓折岳9:00~大ノマ岳~10;00~抜戸岳12:30~笠ヶ岳山荘14:00 小屋泊 7月16日 笠ヶ岳山荘3:45- 笠ヶ岳ピーク4:05(御来光) 発4:50~笠ヶ岳山荘 笠ヶ岳山荘発5:30~抜戸岳(笠新道分岐)6:40~笠新道登山口10:10~ 新穂高登山口11:15~鍋平駐車場~12:00

 

概念図

(くに)
初日、ワサビ小屋や鏡平までの道は、自分的に上高地から横尾、槍沢のイメージでいたのですが、思っていたよりそこそこ傾斜があって、暑かったせいもあるかもしれないけど途中、シャリバテなのか?力も湧かなくて、ナメてたなぁ!しんどいなぁーって感じでした。正直、あそこはもう登りに使いたくない…かな?それに引き換え、鏡平から双六小屋の間はアルプスらしい登り、雪渓やお花畑(双六小屋手前のキヌガサソウが特に素敵でした!)、土遊び中のライチョウにも遭遇できて楽しかった。カンカン照りの中、双六小屋に着いて飲んだ生ビールの美味しかったこと!
翌朝はまず、軽装で双六岳へ。最高の天気、風、花、展望…あー幸せ。この景色のために昨日登ってきたんだなーとしみじみ噛みしめて、双六山荘に戻る。連休で混んでいるのに、煩わしさを感じない機能的で快適な小屋だった。スタッフさんも皆さんとても親切で気配りしてくれる。写真を撮ってもらって、気分よく再出発。弓折分岐からは昨日歩いていない初めての道。稜線歩き、登って下って、これが縦走の醍醐味〜!なんだけど思っていたよりしんどいぞー!秩父平の水場付近で大休憩、ここはとっても気持ちが良かった。抜戸岳は少し登山道を逸れて岩を登る、これもまたしんどくて楽しい。笠新道への分岐を確認した後は、心地よい疲労感とともに歩を進める。テント場から笠ヶ岳山荘まで、ラストほんの少しの登りがなんと苦しいことよ…!ようやく到着して、素晴らしい眺望を前にまずは缶ビールで乾杯。前日、双六小屋で見た本に「その日のうちに登るのも良いが、ご来光が素晴らしい」と書かれていたので、笠ヶ岳登頂は明日にまわし、長い午後を持参のアテに梅酒でひとしきり喋って寛ぐ。目の前に槍・穂高がどーん!カメラマンさんも熱心に撮影している。夕陽が落ちるのを見届け、名残惜しく小屋に入ると中は満杯で手狭である。割り当てられた部屋に男性はバンブーさんだけで、ちょっと気の毒(笑)…この日は下界同様に山小屋も暑くて寝苦しかった。
3日目、4時前に小屋を出て山頂に向かうと15分ほどで着いてしまい、ゆっくり眺望を楽しみながらご来光を待つ。山頂が横に広くて、あぁこれが下から見ていた笠のあの部分なのだなぁと感慨深い。印象的な時間を過ごし、小屋に戻って卵かけご飯の朝食は最高〜。笠ヶ岳山荘の食事は夜も朝も、私にはとっても口に合いました。さあ後は下るだけ。昨日来た道だけれど、周りの山並がスゴすぎて、空がキレイ過ぎて、なんて贅沢な至福の時間。…は1時間で終わって、いよいよ笠新道に入る。自分的に下りは楽しいのだけれど、急坂の評判が高すぎて警戒心と不安感を抱きながらの下山。無事に下りられてホッとした。あとは登山センターまでダラダラと歩き、ほどなく柚さんと合流。バンブーさんと柚さんが2人で鍋平まで車を取りに行ってくれて、自分は荷物番という名のもとラクさせて貰いました☆バンブーさん、柚さん、ありがとうございました。

交通費、食糧、その他費用など

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