山行記録

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2018年09月27日(木)・提出

期間 2018年09月21日(金)~2018年09月24日(月)
目的の山域山名 後立山連峰(唐松岳~五龍岳~鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳)
登山方法1 小屋泊 登山方法2 前夜発2泊3日
目的1 個人 目的2 縦走
記録
天候:1日目:雨のち晴れ,2日目:晴れ,3日目:晴れのち曇り

コースタイム
 1日目
    白馬八方スキー場第3駐車場(無料)6:50~7:40八方池山荘~10:45唐松岳頂上山荘11:50~12:15唐松岳山頂~前記山荘12:35~12:55牛首~14:00大黒岳~15:10五竜山荘
 2日目
    五竜山荘5:50~6:50五龍岳山頂~8:50北尾根の頭~9:10口ノ沢のコル10:10~11:25八峰キレット小屋(休憩)~12:15八峰キレット~13:30鹿島槍ヶ岳北峰13:50~14:35鹿島槍ヶ岳南峰14:45~15:35布引山~16:20冷池山荘
 3日目
    冷池山荘6:10~7:30爺ヶ岳中峰~7:45爺ヶ岳南峰~8:20種池山荘~9:55ケルン~11:05扇沢駅

前夜,和歌山を出発して白馬八方尾根スキー場の第3駐車場に到着後,仮眠を取りました。
 1日目は,駐車場を出発し,八方からゴンドラとリフト2本を利用して八方池山荘まで行き,その後,雨の中,八方尾根を通って唐松岳頂上山荘まで登りました。なお,その途中で,ライチョウが出迎えてくれました。また,同山荘の手前は,通常のルートが崩落していたため,稜線に迂回しました。
 山荘内に入って休憩し(500円),昼食を食べた後,荷物を置いて,唐松岳に登っていったわけですが,そのころには雨は止み,強い風がガスを吹き上げていたので,頂上に立つころには絶景を見ることができるのではないかと期待したものの,結局は,ガスに覆われたままでした。
 そして,1日目の宿泊地である五竜山荘に向かって行ったわけですが,途中で,パッと雲が消え,間近に剱岳が見えたときには,雨の中を登ってきて良かったと思いました。その後は,五龍岳に続く稜線を眺めながらアップダウンを繰り返し,絶景を楽しみながら歩を進めました。
 五竜山荘に到着した後は,夕食まで時間があったので,そばにある白岳に登って,次の日に登る鹿島槍ヶ岳や雲海の上に出ている遠くの山々を眺めました。
 この日,雨が降ったことで,山荘の予約キャンセルが多くあったようで,ゆっくり,ゆったり眠ることができ,雨が降って良かったと思いました。
 2日目は,予報どおり朝から一日中快晴であり,期待していた以上に稜線歩きを堪能しました。赤抜のガレ場,八峰キレットの前後など高所恐怖症の太鼓腹にとっては怖い所が多々あったり,鹿島槍ヶ岳への登りがしいどかったりしましたが。
 なお,途中で,全く危険ではないアクシデントが起きたため,予定より遅れて冷池山荘に到着しました。
 3日目は,当初,朝から雨の予報でしたが,下山まで雨に遭うことはありませんでした。
 山荘を出発した後,爺ヶ岳中峰,同南峰を経て,種池山荘から下り,扇沢駅に下山したのは,午前11時過ぎでした。同駅からは午前11時30分発のバスで信濃大町駅へ,同駅からは午後零時19分発の電車で白馬駅に向かって,駐車場に戻りました。電車の本数が少ないため,前記時刻のバス,電車に乗らないといけなかったので,速いペースで歩きました。
 それでも,爺ヶ岳中峰からは遙か彼方に霞んでいたものの富士山が見えましたし,色づいた紅葉を満喫することができ,最高の山行となりました。
 これも,CLのおかげであり,とても感謝しています。

概念図

(くに)

 

念願の縦走コース、計画通りに歩けて満足しています。鹿島槍、爺ヶ岳中峰は初登頂でした。
印象に残っているのは初日、カッパを通り越した雨に全身濡れそぼってしまい、ガクガク体が震えるほど体が冷えて寒かったこと。
情けないありさまでしたが、頂上山荘で休憩中にちょうど雨が上がってよかった。
その後は終始快適な登山で秋山を満喫。
2日目、予定より遅いコースタイムになったのは途中、私がポーチを忘れて取りに戻り、1時間ロスしたからです。
一時はどうなることかと焦りましたが今となってはそれもいい思い出(?)
3日間付き合ってくれた太鼓腹さんに感謝しています。ありがとうございました!

交通費、食糧、その他費用など
ゴンドラ&リフト 1,400円(山岳保険で割引)
唐松岳頂上山荘(休憩・トイレ付きで500円
五竜山荘 1万円,冷池山荘 9,500円
バス(扇沢駅~信濃大町駅)1,360円,電車(信濃大町駅~白馬 500円)

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