〈3日目〉民宿を出て、登山口に向かう。朝食時間が遅れて(炊飯器が壊れたらしい)、計画より45分遅れの出発。気持ちはすこし焦るが遅足はどうにもならず、太鼓腹さんに待ってもらいながら今日もマイペースで登る。
聞いていた通り、五合目小屋までは緩い道ですぐだけど、その後はひたすら登り。3日間で今日が一番の標高差。五合目が一合目みたいなものだと思って登れば感覚的には合う。中腹でアイゼンを付けた。
単調なムシムシ歩きが嫌いではない私だけど、国観峠までは長かったなぁ。峠からはあと1時間、という思いだけで登っていたが、その地味な登りの最後に突然山頂が開けて、九重連山、阿蘇山も見渡せる四方の展望が爽快だった。
これで登りは終わり!と思うとあとはルンルン。九合目小屋でお昼にして、今度はひたすら下っていく。五合目小屋から、帰路はトレッキングコースを歩くつもりが登りと同じルートを少し下りてしまい、途中で沢を渡って軌道修正しました。トレッキングコースの方がやはりアップダウンがあって、登りに使わなくて良かった(笑)
車に着くと同時に雨が降ってきて、今回は本当に天気に恵まれました。
神原登山口(7:45)〜五合目小屋(8:20)〜国観峠(10:30-40)〜祖母山(11:30-45)〜九合目小屋(11:50-12:20)〜国観峠(12:40)〜五合目小屋(14:00)〜トレッキングコース〜神原登山口(14:40)
…別府へ移動、フェリーさんふらわあ(別府港19:20〜大阪南港7:25)…8:45和歌山市内着
帰路は長湯温泉で汗を流し、別府駅でお土産物を買い込んだら別府港にギリギリラストの到着。何とか乗船には間に合った。2023年就航したばかりの新船”くれない”船内ではまったり、缶ビールとおつまみ楽しんで、大晦日の朝帰宅。いい年納めの山でした。計画から段取り全て、太鼓腹CLに感謝です。ありがとうございました。
地味な登山であったが、途中から雪が積もっていたので楽しかったし、山頂からの眺望は良かった。
ただ、下山しているときに、3日間の疲れが出たのか、あるいは気が緩んだのか、斜めになった木の根に足を乗せてしまって足を滑らせ、そのため、右太ももを根っこに打ち付けて足を痛めてしまったのは失敗でした。くにちゃんに心配をかけて申し訳なかったです。
幸い正月の休みがあったので、養生することができました。